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暗所も美肌もこれ1台 “センサーサイズは正義”を実感した4K対応Webカメラ「Insta360 Link 2 Pro/2C Pro」武者良太の我武者羅ガジェット道(3/3 ページ)

» 2026年01月30日 15時00分 公開
[武者良太ITmedia]
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ノイズ低減に効果ありの新マイクシステム

 あらためて2モデル共通の機能に戻りますが、もう1つの大きなアップデートポイントがマイクです。従来モデルは無指向性マイクユニットを使っており、エアコンやPCのファンノイズなど、周囲の音を拾いやすかったところがありました。

photo 指向性マイクユニットと、無指向性マイクユニット、2つを組み込んだマイク部

 とはいえWebカメラに無指向性マイクという組み合わせは一般的なもので、あまり違和感がなかったのです。

 状況が変わってきたのは、スピーカーフォンの「Insta360 Wave」が登場してからでしょうか。会議室にいる複数人の声を捉えられる無指向性マイクの性能と、周囲の音をスルーして自分の声を中心に捉えてくれる指向性マイクの性能を持っており「これは便利だな……」と感じました。

 さて、Insta360 Link 2 Pro/Insta360 Link 2C Proのマイクです。ご覧のように、指向性を選択できるようになりました。備わっているモードは、全周囲の音を録る「オリジナル」、無指向性かつノイズを低減する「標準」、後ろ方向の音は録らない「ワイド」、そしてカメラの前にいる一人の声のみを録ろうとする「フォーカス」です。

photo マイクの指向性を選べるInsta360 Link 2 Pro/Insta360 Link 2C Pro

 使い方や環境によって適切なモードが異なるため、どのモードがおすすめとは言い切れないところがあるのですが、個人的には(一人で使うということもあり)「フォーカス」がお気に入り。発言が多い会議のときも「USB接続のマイクを使わなくてもいいや、これでいいや」と思えてきました。

AI文字起こし&要約機能と連携

 Insta360が提供するAI会議アシスタント「Insta360 InSight」との連携もトピックの1つですね。他社の類似サービスを使っているなら不要かもしれませんが、もしAI文字起こし&AI要約が未体験なら購入後すぐに試すべきです。

photo 99言語に対応した文字起こしサービス「Insta360 InSight」。Insta360 Link 2 ProまたはLink 2C Pro購入で、300分の文字起こしパッケージがプレゼントされる

 Insta360 Link 2 Pro/Insta360 Link 2C ProでAI録音モードをオンにして話し、終了すると自動的にInsta360 InSightのサーバに音声データがアップロードされクラウドAIが解析します。すこし待てば、見やすい要約とともに文字起こしデータを参照できます。

photo 展示会会場で手伝ったときの問題点を話してみたら、うまく要点をまとめてくれた。便利!

 話しているときは気付かなかった論旨や要点も記されるので、思考を効率よくまとめるのにも便利です。文字起こし以外でも積極的に使いたくなります。

ワンオペで2カメ、3カメの動画配信にもチャレンジしたくなる

 同じセンサーを使っているとは限りませんが、Insta360 Link 2 Pro/Insta360 Link 2C Proのセンサーサイズだけを見たら同社のフラグシップアクションカムであるInsta360 Ace Pro系と同じです。

photo 別途PCが必要とはいえ、暗くてもキレイな映像がとれるテザーカメラとして優秀だし、コスパ高い

 バッテリーも記録機構も持たず、PCとUSBケーブルで接続しなければ使えませんが、撮れる映像クオリティーを考慮すると、Insta360 Link 2 ProおよびInsta360 Link 2C Proの価格は結構リーズナブルではないでしょうか。

 持ち運びもしやすいし、マシンパワーに余裕のあるPCと接続するなら2カメ、3カメ運用もしやすい。OBSなどを使って映像を切り替えるのも簡単だから、バッグ1つでワンオペマルチカメラ運用ができるのでは...という夢を見たくなりますよ。

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