外観や仕様の確認についてはこれくらいにして、実際にROG Xbox Ally XにApex Legendsをインストールした後、妻に実際に遊んでもらった。
Apex Legendsには射撃訓練場という、キャラ操作や武器の試し撃ちができるモードがあるので、まずはROG Xbox Ally Xの使用感についてチェックしてもらった。
もともとゲーミングPCを購入するまではNintendo Switchでプレイしていたため、いわゆるパッド(手持ちコントローラー)操作に慣れていたこともあって、ROG Xbox Ally Xを初めて手渡しても、特に困惑することなくプレイできているようだった。
射撃演習場で実際に武器を使った操作などを一通り実施してもらったが、Nintendo Switchの一回り大きいくらいのサイズ感で、ゲーミングPCとほぼ変わらない画質でプレイできていることに驚いていた。
ROG Xbox Ally Xのディスプレイはリフレッシュレート120Hzで駆動することもあって、非常に滑らかなプレイが実現できている。AAAタイトルとまではいかないものの、ある程度負荷の高いApex Legendsであっても外付けGPU不要で快適にプレイできる点をみると、ここ最近のAPU(Accelerated Processing Unit)にはつくづく驚かされる。
射撃演習場での動作確認を終えたので、カジュアルマッチを1戦プレイしてもらい、普段プレイしていたゲームを最初から最後まで快適にプレイできるか試してもらった。
カジュアルマッチが始まると、ドロップシップに登場した状態から始まり、好みの地点に降下する場面でも、操作の引っ掛かりやグラフィックスの描画に問題は見受けられず、非常に快適に操作できる。
妻自身、射撃演習場と比べて描画するオブジェクトが多いことから「グラフィックス設定を調整しなければまともにプレイできないのでは」と考えていたようで、非常に驚いた様子を見せていた。
続いて、ドロップシップ降下後のプレイの様子を見てみよう。降下後もフレームレートの低下を感じることなく通常通りプレイできており、普段と変わらない様子でプレイできているようだ。
各アイテムのディティールも特に低設定を選んでいるわけでもないため、近づいてみても描画がきれいだ。妻自身も「自分の部屋で使っているゲーミングPCとそこまで大きな差はないかも」と述べており、ユーザー体験としては上々だ。
筆者自身も過去Apex Legendsをプレイしていた経験があるが、ROG Xbox Ally Xは自身の想像を超えた高いパフォーマンスを発揮できる端末だと感じる。
ただ、やはりROG Xbox Ally Xの重量は少しつらさを感じるようで「膝の上においてプレイしなければ1ラウンドプレイするのも厳しい」とのこと。
小型のボディーにいろいろと詰め込んでいるため仕方ないところもあるが、もし購入を検討している場合は、ゲームプレイ時の姿勢やスタイルをあらかじめイメージしておくと良いだろう。
さてここまで妻にROG Xbox Ally Xを使って、Apex Legendsをプレイしてもらったが、思ったよりも好感触で「ゲーム機としてだけでなく、据え置き環境を整えれば、持ち運べるメインPCとしても活用できるのではないか」と感じた。
冒頭でも触れたが、ROG Xbox Ally XはUSB 3.2 Gen 2 Type-Cポート、USB4ポートをそれぞれ搭載しているので、ROG Bulwark DockやUSB4/Thunderbolt 4対応のドッキングステーションや、外部GPUボックスを組み合わせることで、自室で利用する際はメインPCとして十分に代用可能だ。
筆者自身も「ThinkPad P14s Gen6 AMD」にeGPUボックスとThunderbolt 4ドッキングステーションを接続して、メインPCとして運用しているためROG Xbox Ally Xでも十分その役割は果たせるだろう。
→・Thunderboltがあればメイン環境を持ち歩ける? 「ThinkPad P14s Gen 6 AMD」と外付けGPUユニットを試してみた
最初からデスクトップPCを利用できる人であれば、わざわざ回りくどいことをせずともよいが、筆者や妻のように長時間自室で作業できない人であれば、単なるゲーム機としてだけでなくメインPCの代替として利用するという一風変わった活用もPC選択の1つの手としてアリではないだろうか。
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