日本語配列も追加されたレジェンダリーモデル「HHKB Professional Classic Type-S」を試す(3/3 ページ)

» 2026年02月16日 12時00分 公開
[渡辺まりかITmedia]
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ちょっとしたノマドワークにもピッタリ

 本格的な作業にはHHKB Studioを携行するが、気分転換にカフェへ赴くような場面では、あえて折りたたみ式キーボードを選ぶこともあった。荷物を最小限に抑えることで、装備の「仰々しさ」を払拭したいと考えたからだ。

 しかし、携帯性と引き換えにタイプミスが頻発し、結果として作業効率が著しく低下してしまうのが長年の課題であった。

 その点、HHKB Professional Classic Type-Sなら、軽快さとキー入力の安定性を高次元で両立できる。ハンドバッグとまではいかないまでも、手持ちの小ぶりなバッグに、他の常用アイテム(“イツメン”)と共に無理なく収まるサイズ感は、実に絶妙だ。

コンパクトなバッグに入る 11インチ MacBook Airがギリギリ入るサイズのバッグにすっぽり収まる。Classic Type-Sがあれば、作業効率を犠牲にすることなくかなりミニマムなノマド環境を構築できる

 HHKB Studioと異なり、マウス操作はできないが、コンパクトなトラックボールを併用すれば良い。細かい操作の必要な画像編集作業がなければ、トラックボールやコンパクトなマウスがなくても、ディスプレイのタッチ操作で対応することもできる。

実際の作業風景 今回は、コンパクトなトラックボールを併用した
合わせても軽い ちなみに、HHKB Studioは実測値で927gだが、Classic Type-Sとこちらのトラックボール(収納用ケースも込み)を合わせても725.5gであった

 「英語配列キーボードユーザーは、以前からこのメリットを享受していたのか……」と多少うらやましくなった。


 有線接続に特化したことで電池が不要となり、その分、ボディーの軽量化も実現されている。それでいてキータッチは従来のHHKBシリーズそのものであり、さらにキーマップ変更への対応によって、手に馴染んだ操作環境をそのまま再現できる。Classic Type-Sがもたらす使用感は、期待を上回るほど快適なものだった。

 加えて、待望の日本語配列モデルがラインアップに加わった意義は大きい。上位のHYBRID Type-Sよりも5000円ほど価格が抑えられているため、有線利用を前提とするユーザーであれば、極めて有力な選択肢となるはずだ。

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2026年02月17日 更新
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