SUPERSTRIKEの進化は、ゲームチェンジャーというにふさわしい。「G900」が「ゲームでワイヤレスは使い物にならない」という常識を覆したように、SUPERSTRIKEは「クリック体験は物理的制約に縛られる」という前提を覆した。
ボディーデザインやセンサー、レポートレートなど、HITS以外の部分は、ほぼ前モデルのPRO X SUPERLIGHT 2を踏襲しているという点も、いたずらに新規性を打ち出すのではなく、完成度の高いモデルをさらに磨き上げるという姿勢と自信を感じさせる。それほどまでにHITSによる恩恵は大きい。
MX MASTER 4ではハプティック機能に否定的だった筆者だが、SUPERSTRIKEでは「これはロジクールにしかできない」とうならされた。マーケティング的な戦略もあると思うが、日本では「これらの機能を全部まとめてHITSと言います」というような包括的な説明にとどまっている。
今回、LogitechのWebサイトや海外のインタビュー記事など追っていくうちに、HITSは電磁誘導式とハプティック機能、そしてそれらを制御するマイクロコントローラーなど、全ての技術が高度にカチっとかみ合った結果、誕生した技術だと改めて認識するに至った。
もちろん、小難しいことを抜きにしても誰にでも実感できる身体感覚は、他のマウスとは一線を画している。クリック入力は物理イベントからプレイヤーが設計するものに変わった。同社の直販価格で2万9150円(2年保証の場合/1年保証は2万6500円)という価格は、おいそれと購入できるものではないが、ゲーマーにとっては「いつかはSUPERSTRIKE」という憧れに足る歴史的名機と言っても過言ではないだろう。
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