リュック1つで展示会セミナーの音響セット構築レポ 現場で得た“2.4GHz帯混信地獄”を生き抜く教訓:武者良太の我武者羅ガジェット道(4/4 ページ)

» 2026年03月11日 12時00分 公開
[武者良太,ITmedia]
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スピーカー:iLoud Micro Monitorは◎ これで良き

 スピーカーには「iLoud Micro Monitor」を選択。本来は近距離視聴用のニアフィールドモニターですが、今回はあえてPAスピーカーとして運用し、結果は大満足!

photo スピーカーとして選択した「iLoud Micro Monitor」

 最大の利点は、マイクスタンドやライトスタンドに直接固定できる3/8-16 UNCのネジ穴を備えている点です。トークの明瞭度を保つにはユニットを耳の高さまで上げる必要がありますが、本機なら軽量な汎用(はんよう)スタンドで事足ります。スペースが極めて限られる小規模ブースにおいて、巨大なスピーカースタンドを排除できるメリットは計り知れません。

photo マイクスタンドやライトスタンドに直接固定できます

 内蔵アンプのパワーは片側で50Wです。実はバイアンプ方式で、ウーファーとツイーターを別々のアンプが駆動するゴージャスな作りです。簡易的なEQ設定が可能な点も実用的でした。

photo iLoud Micro Monitorの背面

 ボリュームの位置が12〜13時の位置で通路側の音量制限75dBとなりましたから、まだまだ余裕があります。細かくイコライジングできるミキサーを使えば、より遠くまで声を明瞭に通しながら75dBに抑えるセッティングも可能だったでしょう。

結論:機材の軽量化は「正義」であり、さらなる進化に期待したい

 ワイヤレスマイクのトラブルがあったとはいえ、リュック1つに収まる機材でミニセミナーを回せたことは自信につながりました。

 設営や撤収の負担が減れば、展示会そのものへの参加ハードルが下がるわけです。さまざまなデバイスが進化する中、こうしたフィジカルな現場で使う機材の小型化と、電波混雑前提の頑丈な運用設計も進んでいってくれれば、多くの展示会出展側が気兼ねなくミニセミナーを開催できるようになるでしょう。音響メーカーさん、どうぞよろしくお願いいたします!

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