ブームマイクは取り外しが可能だが、跳ね上げてミュートといった機能はなく、ミュートをする場合にはボタン操作が必要になる。ボタン類は非常に豊富で、左側のユニットにはANCのオン/オフボタン、ボリュームダイヤル、ミュートボタンを備える。右側のユニットには空間サウンドのオン/オフボタン、ゲーム音とチャット音のバランス調整ダイヤル、電源スイッチがある。
2.4GHz帯での接続に利用するBase Stationは、単なるアダプターではなく、上部にあるダイヤルの押し込みで音声のミュート、回転でボリューム調整を行える。
さらにダイヤルの長押し、押しながら回転の計4つの操作に対応しており、これらは専用アプリのJBL Quantum ENGINEで変更が可能だ。
また、Base Station本体のスロットにバッテリーを収納でき、予備バッテリーの充電が行える。
音響面の性能としては、50mmのダイナミックドライバーを内蔵する。ヘッドトラッキングに対応したJBL Quantum空間サウンドとアクティブノイズキャンセリング(ANC)を搭載しており、ゲーム内のわずかな音も把握できるとしている。
実際に使用してみた印象としては、低音から高音まで解像感が高く非常にクリアだ。軽い装着感と相まって、誇張抜きに「今、ヘッドセットから聞こえている?」と感じるほどに抜け感がある。
ゲーム内の音を明瞭に聞き取ることを第一としているためなのか、デフォルト設定では低音がやや弱めに感じる。ただ、この辺りはイコライザーで設定が可能だ。プリセットにFPSやRPGといったゲームジャンルだけでなく、ValorantやWoW、GTA 5といったメジャータイトルも並ぶのが、いかにもゲーミングヘッドセットという感じだ。BASS BOOSTなどにすると、迫力のある低音を楽しむこともできる。
ANCの効き具合に関しては、そこまで強力という感じではない。そもそもオーバーイヤータイプのヘッドセットということもあり、パッシブなノイズキャンセリングが強力で、ANCをオンにしてもあまり変わらないというのが正直なところだ。
逆にANC特有の圧迫感は感じないので、その意味では長時間の使用でも疲れにくそうだ。ちなみにANCの強弱調整はなく、オン/オフの他にアンビエントサウンド(外部音取り込み)の切り替えのみとなっている。
マイクの性能に関しては、自分の声を録音するという方法で確認してみたが、非常に明瞭だ。マイクのノイズリダクションにより環境ノイズが低減され、キーボードのタイピング音もほとんど気にならないレベルに抑えられる。ゲーム内の音に集中できるのはもちろん、オンライン会議などでも役立ちそうだ。
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