“富士通らしさ”はArmベースでも健在! 「FMV Note U(FMV UQ-L1)」実用レビュー【第1回】(2/2 ページ)

» 2026年03月25日 17時30分 公開
[井上翔,ITmedia]
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付属品はとてもシンプル コンパクトなACアダプターがうれしい

 日本メーカーのPC、特に量販店モデルは印刷物がたくさん付属している――かつてはそんなこともあった。しかし昨今、OSのライセンスはUEFI(BIOS)内に格納されるようになり、Microsoft OfficeのライセンスもPCの製造番号などとひも付く「デジタルアタッチ版」となったため、付属する印刷物は大幅に削減されている。

 FMV UQ-L1の場合、何と印刷物は以下の3“枚”しか付属しない。

  • 取扱説明書スタートガイド
  • Microsoft Officeに関する案内
  • サービスガイド

 取扱説明書スタートガイドは、最近のFMV Note Uシリーズ共通のもの……なのだが具体的な取り扱い方法については一切記載がない。詳しい説明書を読みたい場合は、このガイドに記載されているURL、または二次元コードを使ってオンラインで参照する必要がある。

 昨今のノートPCは、ここまで印刷物が減ったのかと思うと感慨深い。

封筒 印刷物が封入された封筒。手にしてみると結構ペラペラで、何が入っているのか気になって封を開けたところ……
印刷物これだけ 印刷物は3枚だけだった。外資系PCメーカーだとこういうことも珍しくなかったが、日本メーカーでもここまで簡略化が進んだのかと思うと感慨深い。なお、筆者は書類は封を開けずに初期設定前にオンラインで確認する派なので、これでいいと考える
取扱説明書 取扱説明書「FMVガイド」はWebで確認できる。画像はPC版だが、スマートフォンで見ると最適化された表示になるので便利だ

 他の付属品だが、何とACアダプターとUSBケーブルのみだ。

 ACアダプターはUSB PD(Power Delivery)準拠で、出力は最大65W(20V/3.25A)となる。コンセントに直接差し込むタイプで、非常にコンパクトなので持ち運びに困ることはない。ただ、コンセントプラグを折りたためないことは実に惜しい。

ACアダプター 付属のACアダプターとUSBケーブル。とてもコンパクトだが、最大65W(20V/3.25A)の出力に対応している
ACアダプター ケーブルは脱着式だ
ACアダプター コンセントプラグを着脱できない点は惜しい

初回電源投入時に感じる「富士通」

 UQ-L1の本体には富士通ロゴが印字されていない。

 もう少し細かく見ると、底面ラベルにはロゴが印字されているのだが、本体そのものには天板にロゴの一部を構成する「インフィニティマーク」があるのみだ。電源をオフにした状態で「富士通」を感じられるのは、インフィニティマークのみとなる。

ロゴが無い 以前のモデルでは赤枠で囲った部分に富士通ロゴが印字されていたのだが、UQ-L1を含めて最近のFMV Note Uでは印字自体が省かれている
インフィニットロゴ 天板の左下に刻まれたインフィニティマークが、本体で唯一「富士通」を感じるポイントだ
底面ラベル 底面ラベルには小さいながらも富士通ロゴがある

 富士通ブランドのPCに詳しい人なら、「UEFI(BIOS)スクリーンで富士通ロゴが出るのでは?」と考えたかもしれない。しかし、最近のFMV(FCCLの個人向けPC)では富士通ロゴではなくFMVロゴが出るようになっている。本製品も例外ではなく、FMVロゴが大きく出る。

FMV 最近のFMVでは、ブートスクリーンにも富士通ロゴは表示されない

 ただ、初めて電源を入れた場合に表示される画面には「富士通」を感じる。

 FMVや富士通の法人向けPCの場合、購入後に初めて電源を入れた際に「パソコンを使い始めるための大切なお願い」というものが表示される。これが、かつての「FMR」「FM TOWNS」あるいは、MS-DOS/Vをプリインストールした「FMV」と同じスクリーンフォントで表示されるのだ。

 30年ちょっと前の富士通PCを知っている人なら、写真を見れば「ああ、これは富士通のパソコンだ!」と分かってもらえるだろう。Armアーキテクチャでもこの画面を維持するとは正直思っていなかったので、かなり驚いた次第である。

分かる人には分かる 分かる人には分かる、「富士通」を感じる日本語フォントで表示される「パソコンを使い始めるための大切なお願い」

 FMV UQ-L1の本格的なレビューは次回以降に譲る。不定期掲載となるが、ぜひ楽しみにしていてほしい。

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