4月8日から10日まで、東京ビッグサイト(東京都江東区)で開催された「Japan IT Week 春 2026」は、約1100社が出展したシステム運用、AI/業務自動化、DX技術が一堂に会する国内最大級の商談会だ。
約1100社が出展しているとなると、普段は見かけない“特殊な”PCやエッジAIデバイスも数多く展示されている。この記事では、筆者の気になった2つのブースに展示されていたものを紹介しよう。
エルザジャパンのブースでは、同社が得意とするグラフィックスカード、カスタマイズ(BTO)に対応するワークステーション「VELUGA(ベルーガ)」に加えて、ロボットハンドやロボットアームの展示が目を引いた。
ロボット関連の展示は、NVIDIAが提唱する「Physical AI」の方向性に沿ったものだ。NVIDIAが2025年末頃からロボティクス分野への取り組みを打ち出したことを受け、エルザもこうした製品の取り扱いを始めたという。
デモの1つは、Manus製のモーションキャプチャグローブ「Metagloves Pro」と、Alt-Bionics製のロボットハンド「SURGE」シリーズを組み合わせたものだ。グローブを装着した手を動かすと、ロボットハンドがリアルタイムで追従する。PC経由でSDK接続しており、触覚センサーの圧力分布を画面上で確認できる開発者向けツール「RoboSkin Evaluation App」も動いていた。
隣には人間の腕の第二関節までを再現したLinkerbot製「LinkerHand L20」も並んでいた。Elephant Robotics製の小型協働ロボットアーム「myCobot Pro 450」は、事前に作成した手話のモーションを自動再生するデモを披露していた。
担当者によると、現時点でロボット関連製品の工場導入事例はまだないという。購入先は教育機関や企業の技術研究部門が中心で、商社や研究機関へのパーツ/ユニット販売が基本とのことだ。
現時点において、エルザの法人向け売上を大きく占めているというのが、同社の祖業ともいえるグラフィックスカードの販売だ。特に目を引いていたのが、「NVIDIA RTX PRO 6000 Blackwell Max-Q Workstation Edition」のパッケージ展示だ。
同カードを搭載するVELUGAのデスクトップモデルも、サイドパネルを外した状態で展示されていた。
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