Even G2はカメラを積まないことでプライバシー問題を回避し、約36gという軽さと最大2日間のバッテリーを両立したスマートグラスだ。フレームの形状や色を組み合わせた6種類から選ぶことができ、度付きレンズに対応するなど、普通の眼鏡から移行しやすいのがポイントだ。
ライブ翻訳や会話サポート、ナビ機能など使い勝手はほぼ同じで、これらはHUD搭載スマートグラスの基本機能になりそうだ。搭載するAIが異なるため、精度やスピードには違いがあるが、これはAIの進化によって日々強化されていくと考えられる。
Rokidとの違いとして大きいのは、カメラ機能を搭載していないために映像からの入力ができない点だ。Rokidにある、写真を撮ってAIに質問するといった使い方ができない。ただしこれは、プライバシー問題を回避するためなので仕方がないところだ。
| 項目 | Even G2 | Rokid スマートAIグラス |
|---|---|---|
| 価格 | 99,800円 | 109,890円 |
| 重量 | 36g | 49g |
| カメラ | なし | 1200万画素(Sony IMX681、109度広角) |
| スピーカー | なし | 2か所(指向性) |
| ディスプレイ | Micro LED 640×350、1200ニット、60Hz | Micro LED 640×480、1500ニット |
| 翻訳対応言語 | 35言語 | 89言語(オフライン主要6言語) |
| バッテリー | 最大2日間 | 210mAh、急速充電対応(20分で80%回復) |
| 充電ケース | 7回分を内蔵 | 別売 |
| 防水防塵(じん) | IP65 | 記載なし |
| フレーム | A型・B型×3色 | 1形状 |
| 度付きレンズ | −12.00〜+12.00D(認定眼鏡店で対応) | クリップオン着脱式 |
| 連携AI | 独自AI(Even LLM)・Perplexity | GPT-5・Gemini |
| 操作系 | タッチ、音声、Even R1リング(別売) | タッチ、音声 |
実際に使ってみてEven G2の利点は3つあると感じた。1つは普段掛けの眼鏡としてカジュアルに使えること。Rokidはデザインが1種類なのに対して、6種類も用意されている。そして、2つ目はEven Hubで日々機能が増えていること。スマートフォン黎明(れいめい)期と同じようにアプリが登場することで、より生活に欠かせないものになっていくだろう。
3つ目はやはりカメラがないことだ。これには一長一短があるが、普段使いする上でリスクを回避できるメリットは大きい。特に男性にとってカメラ機能を搭載するリスクは非常に高い。Even G2なら、あらぬ疑いをかけられることなく、どこでもAI機能が利用できる。
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