筆者の場合、入力端末を使い始める前に行う“儀式”がある。入力方式を「ローマ字入力」から「カナ入力」に切り替えるというものだ。
幸い、DM250XYZではローマ字とカナの切り替えをMS-IMEと同じ「カタカナ/ひらがな/ローマ字」+「Alt」のショートカットキーで行える。わざわざメニュー画面から設定する必要がないので、他人に貸すときも、借りるときも、スムーズに入力を開始できる。
入力スタイルは、慣れている「MS-IME」へと切り替えた。なお、普段PCを使用する際、筆者は「Google日本語入力」を使っており、ここでも変換方式などをMS-IMEにしている。
スペースバーの両隣で直接入力モードと日本語入力モードを切り替えられるよう、「無変換」「変換」キーを、どちらも「半角/全角」キーとして動作するよう割り当てた。できればmacOSのように「英数」「かな」キーとして設定できるようにしてほしいところだ。そうすれば、無変換キーを何度押しても必ず半角英数で入力されるし、変換キーを押下すれば必ず日本語入力になるという使い方が実現するからだ。
そうした要望はまだあるが、これで普段の入力環境にかなり近づいた。このようなカスタマイズ性の高さが、DM250シリーズのメリットだ。
いったん設定が済めば、後はひたすら入力していくだけだ。執筆の邪魔となるメッセージアプリやSNS、通知などが画面に表示されないので、アウトプットに専念できる。気のせいかもしれないが、ノーマルなDM250で多発していたチャタリングが解消されているようだし、キーも入力しやすい。
もちろん、この原稿もDM250XYZで執筆している。
雑念があるとすれば、「XYZということは、限定ポメラのリリースは、これっきりなのだろうか……?」と気になるぐらいだ。
「?」や「!」といった記号を入力する際、カナ入力者はどうするのかと疑問を覚える読者もいることだろう(いや、いないだろう)。前述のように「Alt」+「カタカナ/ひらがな/ローマ字」のショートカットキーでカナ入力とローマ字入力を切り替えられるので、全く問題ない。その他の全角記号も同様だ。
ポメラを執筆に利用することのメリットは没入感だけではない。PCやスマートフォン、タブレットと異なり、ほとんど発熱がない。PCやスマートフォンなどでは、場合によっては少し触れただけで「アチッ!」と手を引っ込めてしまうほど熱を持つことがある。
しかし、DM250XYZはほとんど発熱しない。2時間近く作業していても、ほんのり温かさを感じる程度だ。
バッテリーの持ちの良さもメリットに挙げられる。これまた2時間近く作業しているのに、10%しか減っていない。あと20時間戦えということか。
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