では実際に接続してみよう。接続方式はHDMIもしくはUSB Type-Cで、USB Type-Cは2ポートあるが、機能に違いはないのでどちらにつないでも構わない。なおHDMI接続でタッチを利用する場合は、USBケーブルも接続する必要がある。
画面の色合いに特に違和感はないのだが、画面を斜め横および上からのぞき込んだ場合、隅が暗く見えがちなのが多少気になる。スペック上の視野角は決して狭くはないが、集まって周囲から画面を見る用途には、あまり合わないかもしれない。
実際に使ってみて気になるのは、タッチ操作で少し力を入れて押しただけで、置き場所がズレてしまう場合があることだ。滑り止めのゴム脚はきちんと用意されているが、ケーブルの外皮が硬く、反発力が強いのもマイナスに作用している。なるべく背面スタンドを開き気味にすれば安定するだろう。
ちなみに本製品は前回取り上げたプリンストン製品と同様、背面スタンドの幅が狭いため、そのままでは縦置きに対応できない。市販のタブレットスタンドを用いて縦向きに設置することは可能だが、背面の段差のせいで安定感はいまひとつだ。メーカーサイトで推奨している、背面からわしづかみするモバイルディスプレイ用スタンド(別売)を用いるのが望ましいが、この場合もタッチ操作時に背後に倒れないよう注意は必要だ。
本製品はパワーパススルーにも対応している。本製品に最大出力100WのUSB PD充電器を接続したところ、ノートPCからは45Wの電源に接続していると認識された。差し引かれる電力が若干大きいように感じるが、メーカーサイトによるとこの45Wが上限とのことで、スペック通りということになる。
OSDメニューについても見ていこう。メインメニューは他社製品でも見かけるUIデザインで、使い勝手はそれだけこなれている。「戻る」ボタンが独立して用意されていることもあり、操作性も良好だ。明るさと音量の調整については、メインメニューを経由せずに呼び出せるショートカットも用意されている。
なお一般的にタッチ対応のモバイルディスプレイでは、こうしたOSDメニューもタッチで操作できる製品とそうでない製品があるが、本製品は後者に該当し、操作は右側面のボタンでのみ行える。見るからにタッチ非対応のUIデザインなので間違えることはないだろうし、特に実害があるわけではないが、初見では注意が必要だ。
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