まず、用意したのは8GB以上のUSBフラッシュメモリ2本だ。1本はWindows OSインストールのためのイメージファイルを書き込むため、もう1本はドライバやSteam MachineのOSを戻すためのファイルを保存しておくものだ。
Windows OSは、90日間(延長も可)利用できる評価用の「Windows 11 Enterprise」を利用した。
Steam Machine用のWindowsドライバはValveが提供している「Steam Machine用Windows ドライバ」をダウンロードして保存しておく。
もちろん、Windows OSをインストールし終わってからでもドライバをインストールできる。また、Windowsのシステムアップデートを実行することで、自動的に各種ドライバがインストールされることもある。
とはいえ、Wi-Fiドライバをインストールしておかないと、LANケーブルでの物理的な接続が必要になるので、Steam Machineの設置場所がWi-Fiルーターから離れている、もしくは余分なLANケーブルがないという場合は、Wi-Fiドライバだけでもダウンロードしておきたい。
インストールするためのイメージファイル(ISO)をUSBフラッシュメモリにダウンロードしていたところ、「保存容量が不足しています」というエラーが何度も表示された。8GB以上あれば問題ないと聞いていたので、16GBのUSBフラッシュメモリを用意していたのになぜだ……。
ISOファイルの前に、Steam Machine用のWindowsドライバをダウンロードしていたので、それが原因かもしれないと思い、別の16GB容量のUSBフラッシュメモリを用意したが、それでも保存容量が不足しているという。
削除できない管理領域(またはシステムファイル)があるとしても、、全体容量が16GBもあるのだ。7.8GB程度のISOファイルを保存できないはずがない。
「待てよ、7.8GB……?」──そう、FAT32では、4GBを超えるファイルをコピーや保存できないことに気付かなかった。そのため、「Rufus」をあらかじめダウンロードしておく必要があったのに、その部分を読み飛ばしてしまっていた。
せっかくなので、Rufusを使わず、Windows純正の手順で7.8GBもあるWindows 11のISOファイルをFAT32でフォーマットしたUSBフラッシュメモリに保存する方法を紹介したい。
目的のISOファイルを任意の場所にダウンロードして保存しておき、マウントしておこう。
マウントしたイメージファイル(ドライブの1つとして表示されている)を右クリックして開き、中身を表示したら、全て選択してからUSBフラッシュメモリへコピーする。
当然、4GB以上のサイズのファイルである「install.wim」はコピーされない。
そこで、コマンドプロンプトを管理者権限で開き、次のコマンドを入力する。
Dism /Split-Image /ImageFile:"D:\sources\install.wim" /SWMFile:"E:\sources\install.swm" /FileSize:3800
これにより、「install.wim」が3800MB以下のサイズに分割された上で保存される。少々時間がかかるので、別の作業をしながら気長に待とう。
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