製薬会社大手のファイザーは3月2日、業務用携帯電話としてソフトバンクモバイルが販売するWindows Mobile端末3000台を、ソフトバンクテレコムを通じて導入すると発表した。
ファイザーは医薬情報担当者(Medical Representatives)向けにHTC製の「X05HT」を採用。端末の管理サーバとしてマイクロソフトの「Microsoft System Center Mobile Device Manager 2008日本語版」(SCMDM 2008)を導入し、セキュリティを強化するとともに、端末の一括管理を行えるようにした。
ファイザーはX05HTを導入することで、医療情報担当者が外出先や移動中でもMicrosoft Exchange Serverのメールや予定をリアルタイムで確認できるようになるとし、それをMR業務の活性化や効率化につなげたい考え。なお、同社が採用するWindows Mobile搭載携帯電話とSCMDM 2008の併用によるモバイル環境は、世界最大規模になるという。
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