東芝、国内での携帯電話生産を終了

» 2009年05月20日 19時02分 公開
[園部修,ITmedia]

 東芝は5月20日、携帯電話生産体制の見直しを発表した。日本国内向け携帯電話の国内生産を止め、海外の受託生産(EMS)企業へ生産を委託する。国内の携帯電話市場は、販売方式の変更に伴う買い換えサイクルの長期化などにより、販売台数が大きく減少。国内での自社生産を継続するのは難しいと判断した。

 今回の見直しにともない、現在東芝の携帯電話製造拠点となっている日野工場は、生産管理業務と製造委託先での新機種生産の立ち上げ支援、修理・サービスなどを行う拠点に転換する。日野工場で製造に従事する従業員200人は、東芝グループ内で再配置する予定。携帯電話の開発・設計業務は、引き続き日野工場で行う。なおスマートフォンの生産は、国内向け、海外向けともに中国の東芝情報機器杭州で行っているため、今回の見直しには含まれない。

 ちなみに国内大手端末メーカーのシャープやパナソニック モバイルコミュニケーションズでは、携帯電話の生産は国内拠点と海外拠点両方で行っているが、NECのように国内向け端末を100%日本国内で生産している端末メーカーもある。市場規模の縮小が続くようだと、国内での生産を見直す端末メーカーがほかにも出てくる可能性がある。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年06月14日 更新
  1. KDDIのpovo、「つながらない」に悩む楽天ユーザーを本気で救済開始か Xで意味深投稿 (2026年06月13日)
  2. シャープが「AQUOS」を中高価格帯へシフトする理由 メモリ高騰が直撃するエントリースマホの限界 (2026年06月13日)
  3. PayPayの誤送金トラブル、なぜ「強制キャンセル」できない? 広報に聞いた理由と自衛策 (2026年06月13日)
  4. DAZNのW杯「月額980円」表示に落とし穴 ユーザーを困惑させた2つの“ダークパターン”とは (2026年06月12日)
  5. スタバ長時間滞在、なぜ「一律ルール」設けない? “スマホでゲーム、PCで仕事も…広報見解は (2026年06月12日)
  6. ゲオの“今だけ”スマホ買い取り額UP、実はうそ? 消費者庁が厳しい目 (2026年06月12日)
  7. 「JALモバイル powered by ahamo」のお得度を検証 本家ahamoやIIJmio版とは何が違う? (2026年06月12日)
  8. 新エントリースマホ「arrows We3」発表 コンパクトな高耐久ボディーに5000mAhバッテリーや新カメラを搭載 (2026年06月11日)
  9. ソフトバンクが「今回もやる」とGalaxy S26を月額1円で販売――販売方法を早急に見直さないと撤退を迫られるメーカーも (2026年03月08日)
  10. 追加料金なしで海外データ通信が使える快適さ そして外国で「シャッター音」を忘れて羽根を伸ばすスマホ (2026年06月12日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー