auのPCサイトビューアーが進化――Opera Mobile 9.5にau夏モデルの新サービス

» 2009年05月26日 17時59分 公開
[後藤祥子,ITmedia]

 KDDIは、夏モデルとして提供する「biblio」と「T002」について、「PCサイトビューアー」の機能を拡張すると発表した。

 PCサイト閲覧用ブラウザとして採用しているOpera Mobileのバージョンが8.6から9.5になり、新たにAjaxに対応。KDDIが提供する携帯電話向け無線LANサービス「Wi-Fi WIN」の利用時にはFlash Videoの視聴が可能になり、ファイルのアップロード/ダウンロードの容量も従来モデルの1.5Mバイトから10Mバイトに拡大した。ユーザーは携帯電話で撮影した静止画や動画を、データフォルダから選択して各種Webサービスにアップロードできる。

 ほかにも最大3つまでのタブを切り替えて使えるタブブラウジングが可能になり、ツールバーによる操作にも対応。サイト上の文字列のコピーも可能になり、選択した文字からWebや地図を検索できる。

Photo ツールバーには検索窓やURLの表示窓も用意される(左)。右は無線LAN対応機の「biblio」でYouTubeを視聴しているところ。YouTubeのストリーミング再生ができるのは無線LAN環境下のみとなる

Photo 夏モデルのKCP+端末は、EZwebブラウザも文字列のコピーに対応。biblioとT002は、コピーした文字をWeb検索や地図検索に利用できる

Photo Opera Mobile 9.5ベースのPCサイトビューアーは、あらかじめ登録したお気に入りサイトを起動時にサムネイル表示できる(左)。設定メニューもグラフィカルに(右)

Photo 40のショートカットが用意され(左)、必要なショートカットを覚えておけば、メニューをたどることなく各種機能を操作できる。例えば0キーを押すと、縦スクロールのみで操作可能な「スモールスクリーン表示」(右)に切り替えられる

Photo PCサイトビューアーの設定項目

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