KDDIは、夏モデルとして提供する「biblio」と「T002」について、「PCサイトビューアー」の機能を拡張すると発表した。
PCサイト閲覧用ブラウザとして採用しているOpera Mobileのバージョンが8.6から9.5になり、新たにAjaxに対応。KDDIが提供する携帯電話向け無線LANサービス「Wi-Fi WIN」の利用時にはFlash Videoの視聴が可能になり、ファイルのアップロード/ダウンロードの容量も従来モデルの1.5Mバイトから10Mバイトに拡大した。ユーザーは携帯電話で撮影した静止画や動画を、データフォルダから選択して各種Webサービスにアップロードできる。
ほかにも最大3つまでのタブを切り替えて使えるタブブラウジングが可能になり、ツールバーによる操作にも対応。サイト上の文字列のコピーも可能になり、選択した文字からWebや地図を検索できる。

ツールバーには検索窓やURLの表示窓も用意される(左)。右は無線LAN対応機の「biblio」でYouTubeを視聴しているところ。YouTubeのストリーミング再生ができるのは無線LAN環境下のみとなる
40のショートカットが用意され(左)、必要なショートカットを覚えておけば、メニューをたどることなく各種機能を操作できる。例えば0キーを押すと、縦スクロールのみで操作可能な「スモールスクリーン表示」(右)に切り替えられる
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