シニアのケータイ利用、不安なのは「悪質な迷惑電話」「多すぎるメニューの操作」

» 2009年06月12日 07時00分 公開
[ITmedia]

 NTTレゾナントと三菱総合研究所が共同で提供するインターネットアンケートサービス「gooリサーチ」は6月11日、「高齢者の携帯電話利用」に関する調査結果を発表した。調査はgooリサーチ登録モニターのうち、60歳以上の親をもつ45歳以上の登録モニターを対象に実施したもので、有効回答者数は1677人。

 調査によれば、60歳以上の親の携帯電話の利用状況は、父親、母親ともに4割以上が「利用している」と回答した。また自分(回答者である子ども)と同じ携帯電話会社を利用していると回答した人に、携帯電話会社選択のきっかけを聞くと、「自分が利用していた携帯電話会社に親が合わせた」という回答が、父親で61.6%、母親で71.5%と、ともに最多となった。また、同じ携帯電話会社を利用する親子の7割以上が「家族間割引サービス」を利用している。

 60歳以上の親が利用している携帯電話の種類は、父親では「高齢者向けの電話機」が49.3%、「一般者向けの電話機」が41.8%と大きな差が見られなかったが、母親では「高齢者向けの電話機」が55.3%、「一般者向けの電話機」が37.7%と、高齢者向けの電話が17.6ポイント多かった。また年代別に見ると、年代が上がるにつれ「高齢者向けの電話機」が増加し、80代以上では父親、母親のどちらも、6割近くが「高齢者向けの電話機」を利用しているという結果が得られた。

 親が利用している携帯電話については、自分もしくは自分以外の家族の「プレゼント」が父親では約3割、母親では約4割となっている。また、年代が上がっても父親は「本人が購入」する割合が多い。本人が購入した場合、父親では34.6%、母親では50.1%の人が購入前に相談にのっている。相談にのった人に、親が不安に思っていた点、相談にのった点を聞くと、父親、母親ともに「料金プラン」が最多となり、以下「契約手続きについて」「電話機本体の価格について」が並んだ。

 親が携帯電話を利用する際、不安に思う点について聞くと、「特に不安に思うことはない」という回答は45.2%で、半数以上が何らかの不安を抱いていることが分かった。最も不安な点としてあげられたのは、「悪質な迷惑(詐欺)電話について」が16.1%で最多となり、「メニューの選択方法について(利用しないメニューが多過ぎる)」が8.4%でこれに続いた。

 「振り込め詐欺」被害に遭わないための予防対策をしているかどうかを聞いたところ、「本人もニュースなどで知っていると思うので、自分からは特にしない」が45.5%で最多。次いで「特に具体的なルールはないが、時々話題にあげて気を付けさせている」となり、「具体的なルール作り」をしている人はわずか6.4%にとどまった。

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