主婦のケータイサイト利用の実態は調査リポート

» 2009年10月27日 17時09分 公開
[ITmedia]

 ネットエイジアは10月26日、主婦のケータイサイト利用実態調査の結果を発表した。調査は9月9日から同11日まで、20歳から49歳のケータイを利用する既婚女性を対象に行ったもので、有効回答数は1142人。

 ブックマークをしているケータイサイトの数を単一回答形式で聞いたところ、「31個以上」という回答が21.2%で最多となり、20個を超えるサイトをブックマークしている人の合計は30.0%だった。年代別で見ると、20代、30代では「31個以上」がそれぞれ37.7%、23.2%で最も多く、40代では「3〜5個」が19.3%で最も多かった。

 有料、無料を問わず、会員登録をしているサイトの数を単一回答形式で聞いたところ、「3〜5個」が27.4%でもっとも多かった。年代別で比較すると、各年代ともに「3〜5個」が最も多く、20代で26.7%、30代で24.9%、40代で29.8%という結果が得られた。他方で「20個以上」会員登録をしているという回答者の割合は10.0%だった。

 回答者全員に、1年前と比較してケータイでインターネットを閲覧する時間が変わったかを聞くと、「増えた」が26.8%、「やや増えた」が23.9%で、合わせて50.7%のユーザーが「増えた(計)」と回答している。年代別で比較すると、20代で54.9%、30代で52.3%と、半数以上が「増えた(計)」と回答している。40代でも、半数近くの47.5%の回答者が「増えた(計)」と回答した。なお、「減った」と回答したのは3.6%で、「やや減った」の4.9%と合わせて「減った(計)」は8.5%。

 よく利用しているケータイサイトの種類を聞くと、ケータイでのネット利用時間が「増えた」と回答した306人では、「ニュース・天気予報」が65.0%、「着うた・着メロ」が64.7%、「乗り換え・地図・ナビゲーション」が48.4%、「ゲーム」が44.4%、「ネットショッピング・オークション」が42.8%、「検索サイト」が40.5%、「レシピ検索サイト」が36.3%と並んだ。

 また、アクセスしたことのある商品やブランド・企業のケータイサイトをジャンル別で聞いたところ、もっとも多かったのは47.4%の「レストラン・ファストフード」だった。以下は「化粧品・コスメ」が46.0%、「服飾・ファッション」が41.0%、「食料・飲料」が39.8%、「レジャー・アミューズメント施設」が34.5%と続いている。年代別で比較すると、20代では「化粧品・コスメ」が61.3%、「服飾・ファッション」が56.7%、「職業・アルバイト紹介・人材派遣」が42.4%と、全体よりも10ポイント以上高いという結果が得られた。

 商品やブランド・企業のケータイサイトにアクセスしたことのある971人に、どのような目的でアクセスしたかを聞くと、もっとも多かったのは「製品・商品・サービスの情報を得るため」で73.9%。以下、「割引クーポンをもらうため」が61.4%、「着メロや待ち受け画面をもらうため」が48.1%、「製品・商品・サービスを予約・購入するため」が39.8%と続いた。

 年代別に見ると、20代では他の世代と比較して「就職・転職の情報収集を行うため」が26.9%と10ポイント以上高く、20代の主婦がケータイで職探しをしている実態がうかがえた。20代主婦の全回答者を見ても、4人に1人が求人情報の収集のために企業サイトに訪れているという結果が得られた。

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