「眠る直前まで使っている」「30分に1回はチェック」――高校生のケータイ利用実態は調査リポート

» 2009年10月02日 08時00分 公開
[ITmedia]

 マクロミルは9月30日、全国の高校生を対象に実施した「携帯電話の使用状況に関する調査」の結果を発表した。調査は9月15日から同17日まで、マクロミル携帯リサーチ専用モニタ会員の高校生を対象に実施したもので、有効回答数は300人。

 全国の高校生に携帯電話をどのように使っているかをたずねると、「メール」という回答が98%で最多となり、「通話」が86%、「写真を撮る」が75%、「音楽を聴く」が72%と続いた。男女別にみると、男子では「ゲームをする」が73%、「インターネット」が69%と、女子に比べて比率が高い。また女子では「プロフ(自己紹介・ホームページ)」が71%、「コミュニティ・SNS」が62%となり、男子に比べて利用率が高かった。

 授業中に携帯電話を使うかを聞くと、「よく使う」が16%、「たまに使う」が46%と、合計62%の高校生が授業中に携帯電話を使用していると回答した。授業中にどんな用途で携帯電話を使っているかを聞くと、「メール」が最多の8割となった。また、携帯電話の校内持ち込み、使用が禁止されている高校生は33%。持ち込み、使用が禁止されている人に、実際に携帯電話に関する校則を守っているかを聞くと、「守っている」という回答は27%にとどまった。

 お風呂で携帯電話を使用するかどうかを聞くと、「よく使う」と「たまに使う」を合わせて50%が「使用する」と回答。女子では61%が使用しているという。入浴中に携帯電話で何をするかについては、「メールする」という回答が68.7%と最も多く、これに「音楽を聴く」が55.3%で続いた。

 また「眠る直前まで携帯を使っている」という回答は9割弱。「30分に1回は携帯をチェックする」は6割を超え、「携帯が圏外だと不安だ」と感じる高校生も5割を超えた。

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