携帯サイトも閲覧できる“超”多機能なAndroid向けブラウザ――「Angel Browser」を試す

» 2011年07月25日 13時08分 公開
[今西絢美,ITmedia]

 スマートフォンが普及しはじめ、最近ではスマートフォンの画面に最適化されたサイトも多くなった。しかし、従来のケータイサイトのみのサービスも少なくないし、「使い慣れたケータイサイトをスマートフォンでも使いたい」という人もいるだろう。そんなAndroid端末ユーザーにオススメなのが「Angel Browser」というブラウザアプリだ。

 Angel Browserは、人気ブラウザアプリ「Galapagos Browser」の後継アプリ。特徴は、なんといっても“多機能”な点だ。ケータイサイトの表示も、全てのサイトではないものの対応している。なお、対応OSはAndroid 2.2以上となっている。


photo Angel Browser

まずは基本的な使い方を紹介!

 初回起動時には、Webサイトへのリンクをタイルのように並べた“スピードダイヤル型”のページが表示される。初期状態では、Google、Yahoo!ニュース、mixiへのリンクが予め設定されている。スピードダイヤルに登録できるサイトは全部で9種類。新たに登録するには「ブックマーク一覧」からセットしたいブックマークを長押しし、「編集する」からスピードダイヤルをセットする。


photo シンプルなトップ画面。画面下部にはショートカットキーが用意されている。新たに自分で追加することも可能

 「ブックマーク一覧」にはあらかじめ複数のサイトが登録されており、ジャンルごとにフォルダ分けされている。「SNS」フォルダにはmixi、GREE、モバゲータウン、「ショッピング」フォルダにはAmazonが登録されているなど、多くのユーザーが利用するであろうサイトが用意されているのがありがたい。


photo よく使うであろうサイトがあらかじめ用意されている。また、よく使用しているサイトや履歴の閲覧もできる
photo ブックマーク登録したサイトをスピードダイヤルに設定しておけば、ワンタッチで起動できるので便利

 もちろん、自分で新たにサイトを登録することもできる。登録したいWebページを表示している時にMENUボタンを押し、「ブックマークする」を選択すればOKだ。


photo 端末のメニューボタンを押すとメニュー画面が表示される。ちなみに、本体のブックマークに登録できるだけでなく、Googleブックマークに登録することもできる

 検索やURLの直接入力をしたい時もMENUボタンを押せばよい。トップページやWebページの表示中にMENUボタンを押すと、画面の上部にURLや検索キーワードを入力するボックスが現れるはずだ。

「画面メモ」や「あとで読む」が便利

 また、このブラウザアプリがほかのブラウザアプリよりも優れているのは、「画面メモ」機能や「あとで読む」機能を搭載している点にある。

 例えば、バスの時刻表を保存しておきたい場合などに画面メモ機能が便利だ。Webページを表示し、MENUボタンを押すかリンクが貼られていない部分を長押しすると、複数のメニューが表示される。ここで「画面メモする」をタップすれば、トップページの「画面メモ一覧」に画面が保存される。


photo 「画面メモ一覧」では、登録している画面メモのプレビュー画面が表示される。詳しく見たい画面をタップすると拡大表示に切り替わる
photo 記事を長押しすると現れるメニュー画面。ここで「画面メモする」や「あとで読むに保存する」を選択しよう

 あとで読む機能も、画面メモと同様に、MENUボタンや画面の長押しでメニューを表示させ、そこで「あとで読む」あるいは「あとで読むに保存する」を選択すると、「あとで読むリスト」に登録される。気になったニュースの記事をあとからまとめ読みしたいときに、この機能を使うといいだろう。


photo 未読の記事はタイトルが赤文字で表示される。既読になると黒文字に変わる

 さらに「簡易メモノート」機能も搭載しており、Webサイトを見ていて気になったことなどをメモするのに役立つ。ここで作成したメモは共有機能を使ってほかのアプリと連携することができるので、メール送信やSNS投稿に便利だ。「MENUボタン→その他→簡易メモノート」で利用できる。

ケータイサイトを見てみよう

 ケータイサイトを閲覧するには、まず画面下部にあるショートカットから工具のアイコンをタップする。すると各種設定項目が表示されるので、「基本設定」のタブを選択し、「Androidブラウザ」となっているところをタップしよう。すると、iモードブラウザ、EZwebブラウザ、SoftBank携帯ブラウザ、iPhoneブラウザなど、選択肢が出てくるはずだ。ここで、任意にブラウザを選べばよい。


photo 多彩なブラウザに対応するのがこのアプリの最大の魅力。AndroidでiPhoneやiPad用のWeb画面が閲覧できるというのは面白い

 例えば、ここではアマゾンのサイトを例に説明しよう。まず、これが「Androidブラウザ」でアマゾンのトップページを表示した画面だ。このページをケータイサイトの表示にするには「設定」で「Androidブラウザ」をタップし、各ケータイブラウザを選択する。そして、一度サイトに戻り、メニューを立ち上げて「再読み込み」をタップする。これで表示がケータイブラウザに切り替わる。


photo 左がAndroidブラウザ、右がSoftBank携帯ブラウザで閲覧した場合のアマゾンのトップページ。使いなれたUIでサイトを閲覧できるのはうれしい

 ただし、全てのすべてのケータイサイトが見られるというわけではないことには注意が必要。端末IDを送信することも可能だが、IPアドレスで制限をかけているケータイサイトについては接続することができないようだ。

操作方法にも工夫が

 このように便利な機能を持つのはもちろん、画面の操作方法をカスタマイズできるのもこのアプリの魅力。筆者が特に便利だと思ったのは、音量キーで画面を上下にスクロールできる設定だ。電車内などで吊り革につかまりながら片手で操作をしたいときに重宝する。


photo 「設定(工具のアイコン)」→「詳細設定」タブ→「音量ボタン」を選択し、「ページアップ・ダウン」にチェックを付けると、音量ボタンでの画面スクロールが可能になる

 さらに、URLやテキストのコピー機能、Twitter等のSNSへの投稿機能、翻訳機能、ページ内検索など、紹介しきれないくらい多彩な機能を搭載している。


photo コピーしたテキストはクリップボードに保存される。また、ウェブサイト全体やコピーしたテキストを15カ国語に翻訳することもできる
photo ページをTwitterやFacebookなどで共有することも可能。気になるニュースをほかの人と共有したいときに利用しよう
photo メニュー画面で「その他」をタップすると、さまざまな機能が表示される

 標準のブラウザアプリとは使い勝手が異なるので若干の慣れは必要だが、ケータイサイトを利用したい人はもちろん、そうでない人でも一度慣れてしまうと手放せなくなるに違いない。


photo Angel Browser

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