PCを遠隔操作できる3つのオススメAndroidアプリ(1/3 ページ)

» 2011年10月25日 09時30分 公開
[今西絢美,ITmedia]

 Androidではさまざまなクラウドサービスが利用でき、オンライン上にデータをアップロードしておけば、いつどこにいても端末からそれらを見ることができる。しかし、クラウド上に保管していない自宅PCなどのファイルを外でも見たいという人には、リモートデスクトップアプリをオススメする。ビジネスシーンにおいても、例えば必要なドキュメントを自宅PCに置いてきてしまった……といったときに役立つかもしれない。

 リモートデスクトップアプリとは、手元の端末からPCを遠隔操作できるアプリのことだ。PCのさまざまな操作が、Android端末を介して可能になる。どのアプリも事前に準備が必要なのだが、今回は準備が簡単なアプリも含めて紹介していくので、参考にしてほしい。

初めての人でも簡単に接続できるのが魅力――TeamViewer Free

 リモートデスクトップアプリというと、PCに詳しい人でないと難しいと思っている人も多いはず。そんな人に使ってみてほしいのが、簡単な操作で利用できる「TeamViewer Free」というアプリだ。法人利用はライセンス購入が必要だが、個人利用の範囲なら無料で利用できる。

 このアプリはWindows、Mac、Linuxに対応しており、アプリを使用するにはPCに「TeamViewer」という無料ソフトウェアをインストールする必要がある。このソフトは公式サイト(http://www.teamviewer.com/)で公開されているので、まずはインストールしよう。


photo ホームページ上の「今すぐダウンロード」をクリックしてダウンロードする。WindowsだけでなくMacでも使用できるのがうれしい

 使い方は非常に簡単だ。PCにインストールしたソフトを起動すると「リモートコントロール」のタブに使用中のIDとパスワードが表示される。あとはAndroidアプリを起動し、先ほどのIDとパスワードを入力するだけで、AndroidからPCを遠隔操作できるようになる。

 注意すべきは、PCに表示されるパスワードが、通常だとワンタイムパスワードになっていること。自宅などの遠隔地にある無人PCにアクセスする場合は、固定パスワードをあらかじめ設定する必要がある。PC側のソフトウェアの画面で、「接続」の「無人アクセスのセットアップ」を選択し、固定パスワードを設定しよう。なお、このIDやパスワードが人に知られてしまうと、勝手にPCを操作されてしまう可能性があるので、厳重に管理してほしい。


photo PCのソフトを起動すると表示される画面。ここに出ているIDとパスワードをメモしておこう。固定パスワードが必要な場合は、画面右上の「接続」を選び、「無人アクセスのセットアップ」を行う

 通常のリモートデスクトップアプリはPC側のIPアドレスを調べたり、ポートの設定を変えたりと、クリアすべき作業がある。そのため、PCを使い慣れている人でないと設定が難しい。しかし、このアプリならそういった複雑な設定をする必要がないので、誰でも簡単に使えるだろう。


photo アプリを起動し、接続画面を表示させる。ここでPCと共通のID、パスワードを入力し、「パートナーに接続」をタップすればOK

 端末からの操作方法は、PCへのアクセス時に出るヘルプで確認してほしい。なお、ヘルプでは「両方の指を上下に動かしてスクロール」とあるのだが、筆者の環境ではスクロールできず、スクロールバーをタップするなどして操作することになった。

 縦画面だけでなく横画面での表示にも対応し、カーソルの動きも良好だ。書類や写真の閲覧はもちろん、WordやExcelなどのOffice文書の作成も行える。ただし、文字入力に関してはAndroid端末の日本語入力キーボードとPC側が連携せず、日本語の入力は難しいと感じた。とはいえ、これだけ簡単にPCを操作できるなら十分に便利と感じる。


photo 接続が完了すると、操作方法についての説明が表示される(写真=左)。端末で表示した画面(写真=右)
photo Wordを開いた画面


photo MENUボタンを押すとさまざまな設定を変更できる

 Wi-Fi環境に加え3G回線でも利用できるが、スムーズな操作感を求めるならWi-Fiが利用できる場所のほうがいいだろう。


photo TeamViewer Free

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