スマホサイトの作成、PCサイトからドラッグ&ドロップで――「brieart」

» 2012年08月30日 10時00分 公開
[後藤祥子,ITmedia]

 既存のPCサイトから必要な部分をドラッグ&ドロップすれば、スマートフォンの操作に最適化したサイトを作成できる――。アイ・エヌ・ジーシステムが9月1日から、こんなサイト変換サービス「brieart」(ブリエアート)を提供する。

 「絵を描くようにスマホサイトがつくれる」をコンセプトにしたサービスで、直感的な操作と安価な料金、短期の導入が可能な点が特徴。スマホサイトの構築に多額のコストをかけられない、PCサイトのスマホ対応を急いでいるといった課題を抱えるサイト運営者を対象にサービスを提供する。

 ブリエアートはクラウド型のサービスで、ネットワークにアクセスできるPCとサービスに対応するブラウザがあれば利用できる。編集画面の左側に変換元のPCサイトが表示され、その中からスマートフォンサイトに必要な要素を右側のスマートフォンサイトのレイアウト画面にドラッグ&ドロップすれば、スマホ向けのサイト画面を作成できる。

Photo サイト作成画面。左のPCサイトから右のレイアウトフィールドに必要な要素をドラッグ&ドロップする
Photo レイアウトをカスタマイズするための機能も用意される。Web関連の特別な知識を必要とすることなく、絵を描くような感覚で利用できるという
Photo 作成したサイトはスマートフォンで確認できる。この機能は無料の試用版でも利用できる

 ページ設定などの編集機能も用意され、細かいカスタマイズも可能。ページ全体をドラッグ&ドロップした場合でも、HTMLの構造を解析して自動で各要素がレイアウトされるので、そこから不要なものを取り除いてサイトを作成することもできる。また、細かい作り込みが必要な場合には、別途、請け負うという。

 スマートフォン向けレイアウトが完成すると、JavaScriptのコードが生成されるので、それを元ページのヘッダに張り付ける。すると、そのページのURLにスマートフォンがアクセスしてきた場合に、brieartのサーバからレイアウト情報が読み出され、元のPCサイトの素材と合わせてスマートフォン向けの画面として表示される。

 なお、brieartはFlashの変換やインラインフレームには対応していないので、こうした仕組みを多用しているサイトには向かないという。現在、同社のサイトでは、無料で変換を試せる試用版サイトを提供しており、保存以外の基本機能やスマートフォンでのプレビュー機能を試した上で導入を検討できる。

 月額利用料は5250円からで、最低利用期間は1カ月から。対応ブラウザはFirefox、Chrome、Safariなど。

Photo サービスの仕組み
Photo 料金体系

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年07月14日 更新
  1. 誤爆で「ワインが20本も届いちゃう」 押せば注文できる“Amazon Dash Button ”とは何だったのか (2026年07月11日)
  2. 専用充電器はもう不要? 中韓スマホから国内勢まで巻き込む「USB PPS」急速充電の新常識 (2026年07月14日)
  3. スマホをタッチせずに改札もレジも通過 日本で広がる「UWBタッチレス決済」最前線 (2026年07月10日)
  4. スマホは本当に会話を「盗聴」して広告を出しているのか? 専門調査と最新事例から考える (2026年07月13日)
  5. JR東日本「分かりにくい」新幹線券売機を改善へ なぜ、スマホではなく「駅での最短1分購入」を実現? (2026年07月04日)
  6. ポケモンGOからNianticのロゴが消える 起動画面に「SCOPELY EXPLORE」、10周年の節目に (2026年07月12日)
  7. 日本のテスラで解禁された対話型AI「Grok」を試してみた 従来のカーナビを圧倒する異次元の利便性 (2026年07月13日)
  8. その使い方、発火リスクあります──モバイルバッテリーで真夏にやってはいけないこと INFORICHが啓発 (2026年07月13日)
  9. スペックが同じに見えるNothingの「Phone (4a)」と「Phone (4a) Pro」のカメラ 撮り比べて分かった“意外な違い” (2026年07月13日)
  10. 4キャリアのネット銀行、メイン利用率は35.8% 契約キャリアとの結び付きが強い結果に MMDが調査 (2026年07月13日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー