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» 2013年12月06日 11時30分 UPDATE

クラウドワークスで始める新しい働き方:DeNA南場さんに刺激を受けた――GunosyのUIも手掛けるグッドパッチ土屋尚史さん

大阪のWeb制作会社でWebディレクターをしていた土屋尚史さんは、あるイベントに影響を受け、単身シリコンバレーへ渡米。その後、起業を果たした。何が原動力となったのだろう?

[クラウドワークス]

「クラウドワークスで始める新しい働き方」とは?

shk_logo.jpg クラウドワークス

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本記事はクラウドワークスが同社の事例を通じて新しい働き方を紹介するメールマガジン「CrowdworkingMagazine」で掲載した記事を一部抜粋・編集して掲載しています。


 グッドパッチの土屋尚史さんは、年間600以上のWebサイト制作実績を持つWeb制作ディレクターだ。デジタルハリウッド大学院在籍中には、京都錦市場Webサイトリニューアルプロジェクトを総指揮した実績がある。

 2011年4月に当時就職していた会社を退社し、サンフランシスコのWebコンサルティングカンパニーbtrax Incにてインターンとして参加。日本企業の海外進出を支援するイベントSF New Tech JapanNightの企画・運営に携わり、帰国後、グッドパッチを起業した。立ち上げの経緯やこれまでの実績について聞いた。

shk_cw01.jpg 土屋尚史さん

DeNA南場さん登壇のイベントで刺激を受け、会社を辞めてシリコンバレーへ

土屋尚史さん: 独立する前は大阪のWeb制作会社でWebディレクターをやっていました。その会社ではなかなか新しい取り組みをさせてもらえず、新しいことを何かやりたいという思いが募っていたのです。そんなときに参加した2つのイベントが私の独立を後押しするきっかけとなりました。

 1つはDeNA南場智子氏の講演。当時DeNAは米国のngmocoを買収したばかり。講演では南場氏が月の半分はシリコンバレーで働いていた経験から日米ベンチャーの成り立ちの違いを語っており、大変興味を持ちました。もう1つはSamurai Ventures Summitという日本のベンチャーキャピタルであるSamurai incubate主宰の国内のベンチャーが集まるイベントに参加したとこのこと。孫泰蔵氏の話を聞いてさらに刺激を受け、海外、中でもシリコンバレーに行ってみたい気持ちが高ぶりました。

 独立自体はいつでもできると思い、まずはシリコンバレーに行って現地で働くことを決意しました。当初シリコンバレーにつては全くなかったのですが、お世話になっていた知り合いの社長からサンフランシスコのbtraxというWebコンサルティング会社を紹介してもらい、そこで面接を受け、働くことが決まりました。その会社で日本のスタートアップの海外進出などの事業に約3カ月かかわりました。

 サンフランシスコでの生活は本当に刺激が多く、当時スタートアップブームが起きていたので毎日のように色んな所でスタートアップのイベントが開かれていました。働いていた場所はIT企業が多く集まっている場所で、オフィスの近くにはTwitterやinstagramなどの有名な企業のオフィスなどがあり、特にTwitterには知り合いもいたこともありランチを食べに何回か遊びに行きました。Twitterでの働き方、日本との違いなどを聞かせてもらい、とても刺激を受けたのを覚えています。

 GoogleやFacebook、Appleのオフィスにも訪問したのですが、シリコンバレーの企業はオフィスでの働く環境をとても重要視しており、さまざまな工夫をしていたのが印象的でした。それはスタートアップが多数入るCoworking Spaceでも同じで、特に衝撃を受けたのがinstagramです。創業時に入居していたDogpatchLabsというCoworking Spaceで、日本では見たことのない雰囲気でした。こうした場所からイノベーティブなサービスが生まれるのだろうと感じました。その後、日本に帰国しDogpatchLabsから社名の一部をもらい、グッドパッチを創業しました。

Gunosyなど話題のwebサービスをUIデザインを手掛ける

 グッドパッチはUIデザイン設計業務を手掛けており、ここ3カ月くらいでは規模は大小さまざまですが10件ほどのプロジェクトを手掛けています。スタートアップの案件から大手の取り扱うマルチデバイスの案件など、幅広い案件を扱っています。最近だと、Gunosyというソーシャル連動をベースに、ユーザーの興味を分析してキュレーションした情報を届けるというサービスのUIを手掛けました。

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 スタートアップの案件は大きな課題に挑戦している場合が多いです。大きな課題を解決しようとしている人々と仕事をすると大いに刺激を受けるので、スタートアップの案件は今後も多く手掛けていきたいと考えています。クラウドワークスではスタートアップの案件も多数掲載されているので、応募できる案件がないかと頻繁にチェックしています。

UIデザイン・設計をクラウドワークスで手掛けながら自社サービスも

 今後1年くらいは現在のUIデザイン・設計業務に特化しつつも、会社として十分に利益を出し続けられる体制を整えてから、その利益を投資して自社サービスを立ち上げたいと考えています。UIデザイン・設計と今後力を入れていきたいUXコンサルティング業務はクラウドワークスと相性も良さそうなので、発注する側でも受注する側でも今後ますます利用していくと思います。

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 自社サービスを立ち上げたい理由は、社会にインパクトを残せるような事業を手掛けたいからです。個人では限界があるため、チームを組んで組織力を高めた上でインパクトを残せる事業に取り組みたいと考えています。チームを組む時にはスペックの高い人と完璧に近いチームを作り上げるというよりは、モチベーションが高くて柔軟に動ける機動力の高いチームを作りたいと思います。

※本記事は、2012年7月19日に「CrowdworkingMagazine」で掲載された記事を一部修正し、転載したものです。

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