デジタルポスターの設置範囲が、東京駅に加え、品川駅、横浜駅に拡大する。紙のポスターに代わる新たな広告メディアとして注目を集めそうだ。
JR東日本企画は4月1日、液晶ディスプレイを使った広告媒体「デジタルポスター」の設置エリアを3駅に拡大したと発表した。2008年10月に設置した東京駅に続き、品川駅、横浜駅に新たに設置した。
品川駅中央改札内に8面、横浜駅中央通路に5面のデジタルポスターを設置し、3月30日からコンテンツの配信を始めた。フルハイビジョン規格のモニターに1分当たり6枚まで静止画を表示できる。曜日や時間帯に応じて配信するコンテンツを変更できる。
JR東日本企画によるデジタルポスターの導入は、2008年10月の東京駅に次ぎ、合計3駅になった。いずれも駅中の柱に大型の液晶モニターを埋め込み、静止画を配信している。
デジタルポスターは、携帯通信網の無線技術を使い、時間帯や曜日別にコンテンツを表示するデジタルサイネージ(電子看板)の一種。ユーザーに応じた広告をリアルタイムに表示できる。ポスターに代わる広告メディアとして注目が集まっている。
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