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» 2004年01月27日 23時55分 UPDATE

900i、5機種のソフトを比較する (1/2)

“505i相当”といわれる900iのソフト。ドコモがマスコミ向けに公開した5機種の実機を元に、機能の紹介から一歩踏み込んで、各機種のメニューなどを画面で比較した。

[斎藤健二,ITmedia]

 900iシリーズの機能は“505i相当”と言われている(2003年12月の記事参照)そこに「デコメール」や「パワーアップiアプリ」「テレビ電話」など、FOMA固有の機能と900i固有の機能が追加されている。

 では実際のメニューや、メール作成時の機能などは、従来のFOMAからどの程度改善されたのか。5機種の主なソフトウェア機能を、画面を比較しながら見ていく。

待ち受け画面〜N900iとP900iは要改善

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 左上からF900i、N900i、P900i、SH900i、D900i

 同じように「505i相当」といっても、各メーカーの900iのソフトが“どの機種の後継か”はかなり異なる。「SH900i」や「D900i」が、実質FOMA1号機なのに対し、F、N、Pはこれまで何機種もFOMAを投入している。そのため、SHやDが「まさに505iをベースにFOMAを作った」ように見えるのに対し、F、N、Pは「あくまで従来のFOMAを505i相当に機能拡張した」ものだ。

 そうしたことを念頭に置いて、着目すべきポイントを見てみる。まずは「ピクト行」の有無。画面上部の電池容量やアンテナ感度、画面下部のソフトキーの部分だ。F900i、D900i、SH900iが壁紙を全画面に表示しているのに対し、N900iとP900iは中央に表示されるだけ。これは待受画面に限らず全てのメニューがそうなっており、画面構成としては1世代前に当たる。

 N900iは、デスクトップに電話番号やカメラなどのショートカットをアイコンとして配置できる「デスクトップ」機能を備えているが、この仕様もN505iとは違い、デスクトップに複数配置できるタイプだ。このほうがうれしいユーザーも多そうだ。

カレンダーと壁紙〜重ね合わせられないP900iとD900i

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 左上からF900i、N900i、SH900i、D900i

 今度は待受画面にカレンダーを表示させてみた。壁紙と重ね合わせて表示できないのは、P900iとD900i。カレンダーを表示した場合、ほとんどの機種が待ち受け画面から決定キーなどの操作で翌月、先月のカレンダーを見ることができるが、D900iだけは当月のみ。

 SH900iは1カ月カレンダーだけでなく、2カ月、6カ月のカレンダーも表示できる。ただし、唯一、祝日が赤色で表示されないのもSH900iだ(2003年3月の記事参照)。

メインメニュー〜アイコンダウンロードは不可

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 左上からF900i、N900i、P900i、SH900i、D900i

 メインメニュー画面は、SH900iだけが9分割アイコンを採用していない。ここでの着目ポイントは時計表示。F900iとSH900iは画面左上に現在時刻が表示されており、これは電池残量などと同じく、メールやWeb閲覧時にも表示される。しかし、N900i、P900i、D900iは表示されていない。

 505iSシリーズで導入されたメニューアイコンダウンロード機能(2003年10月の記事参照)は非対応だが、F900iは複数のアイコンがプリセットされており、ユーザーが好みで変更可能。N900iとP900iのアイコンは決め打ちだ。

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 ちょっと面白いP900iのメインメニュー。P900iには実は3つのメインメニューがあり、待ち受け画面からメニューボタンを押すたびに、3種類がトグルで切り替わる。「プライベートメニュー」はユーザーが追加・削除することもできる

カメラ〜各社分かれた設定変更の容易さ

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 左上からF900i、N900i、P900i、SH900i、D900i

 今度はカメラを起動してみた。4色の有機ELを背面ディスプレイに持つF900iは、閉じた状態ではカメラを起動できない。逆にN900iは閉じた時のみ、サイドボタンの長押しでカメラ起動できる。

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