NTTドコモは6月1日から、月額3900円でiモードサービスが使い放題になるパケット定額制の「パケ・ホーダイ」を開始する。
「パケ・ホーダイ」は、FOMAの料金プラン 「FOMAプラン67」「FOMAプラン100」「FOMAプラン150」の契約ユーザーを対象としたサービス。月額3900円でiモードメールを含むiモードサービスの通信料が使い放題になる。なお、PCやPDAを利用したデータ通信など、iモードサービス以外のパケット通信は使い放題の対象外。
ドコモは「ネットワークの混雑状況によっては通信速度が遅くなるケースもある」としている。
「パケットパック20」「パケットパック40」「パケットパック80」についても5月1日から値下げを行い、プラン名称も変更。「パケットパック80」から名称変更される「パケットパック60」では、1パケットあたりの料金が0.02円になる。
変更にあったってユーザーは契約を再度行う必要はなく、「プランは自動更新される」(ドコモ)。
パケットパックの定額通信料は従来通り、無料通信分として利用でき、音声通話の通信料としても使える。
名称変更 | 定額通信料の値下げ | パケット通信料 |
---|---|---|
パケットパック20→パケットパック10 | 2000円→1000円 | 0.1円/パケット |
パケットパック40→パケットパック30 | 4000円→3000円 | 0.05円/パケット |
パケットパック80→パケットパック60 | 8000円→6000円 | 0.02円/パケット |
音声端末のパケット定額制は、KDDIがEV-DOの「1X WIN」サービスにおいて、月額4200円で使い放題の(EZwebとEメールなど携帯電話内で行うパケット通信に限る)「EZフラット」を提供中(2003年11月の記事参照)。2月末時点で約20万人が利用している(3月18日の記事参照)。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.