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» 2004年03月31日 20時08分 UPDATE

鷹山、32K/64K定額サービス断念

鷹山は速度32K/64Kの定額制データ通信サービスの商用化を断念した。今後、DDIポケットの基地局を利用して全国でサービスを提供する可能性を探っている。

[斎藤健二,ITmedia]

 鷹山は3月31日、速度32K/64Kの定額制データ通信サービス商用化を断念したと発表した。商用化の目的で関西電力と設立したYOZAN IPネットワークスを3月31日付けで解散した。

 当初、「関西のケイ・オプティコムと同じようなサービスを関東でも」(鷹山)という目的で子会社、YOZAN IPネットワークスを設立し、PHSを使った定額制データ通信サービスの実現を検討していた(2002年11月の記事参照)。しかし、「3Gの定額制などが始まっている環境の中で、利益を上げていくのが難しい」(同)という判断から、サービス開始を断念した。

 事業をあきらめた具体的な理由として、1)関西および関東のエリアに限定したサービスでは競争力が弱い 2)32K/64Kの速度では、3Gの数百キロ、数メガの速度に対して競争力が弱い 3)定額3000円では相当数のユーザーを獲得しても収支が合わない という点を挙げている。

 子会社を含めて鷹山は、速度32K/64Kの定額サービスの予定はすべてキャンセルされた。ただし「より高速で広域の定額制サービスは検討している」(鷹山)。

 具体的なサービス内容は明らかにしていないが、DDIポケットの基地局を利用する検討も行っている。DDIポケット側も、「鷹山から相談は受けている」と話した。

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