EZwebでEメールヘッダ情報表示が可能に

» 2004年04月08日 20時27分 公開
[斎藤健二,ITmedia]

 KDDIは、迷惑メール対策として受信したEメールのヘッダ情報をEZwebで表示できる機能を6月4日から提供する。また迷惑メールを受け取ったユーザーは、ヘッダ情報を送信元の事業者、インターネット接続事業者(ISP)に簡単に転送可能になり、迷惑メール発信元の特定に協力できる。

 表示は、過去30日間(最大500件)に受信したEメール。転送は、1日100件まで可能。

表示される主なヘッダ名 内容
Return-Path: エンベロープのMAIL FROM: の内容
Received: サーバの経路情報
From: 書いた人のアドレス
To: 送り先のアドレス
Cc: コピーの送り先のアドレス
Date: メールを送信するタイミングの日時
Subject: 件名

 アクセス方法は、[Eメールメニュー]−[Eメール設定]−[その他の設定]−[Eメールヘッダ情報表示]。通信料以外の利用料は無料。Web上から転送も指示できる。

迷惑メールの“入り口”対策に必須なヘッダ情報

 迷惑メールの対策としては、入り口の送信元でブロックする方法と、出口の受信側でブロックする方法の大きく2つがある。ドメイン指定受信などが受信側ブロックの代表例。迷惑メール送信者の契約解除などが入り口対策の代表だ。

 ほとんどの通信キャリア/ISPは迷惑メール送信を禁止しており、送信者を特定できれば契約解除が行える。ただし迷惑メールは送信元を偽装する場合が多く、「通信の秘密」も守る必要があるためキャリア/ISP側では送信者の特定が難しいのが現状だ。ヘッダ情報を迷惑メール送信元のキャリア/ISPに送信することで、情報を受け取ったISPは初めて対応が行える(2003年4月の記事参照)。

 ドコモは2002年10月からヘッダ情報の提供を始め(2002年9月の記事参照)、ボーダフォンも2003年5月からPCでヘッダを閲覧できる機能を提供している(2003年5月の記事参照)。au携帯電話の場合、ヘッダ情報が残ったままメールが届くため、自分のPCに転送すればヘッダ情報を見ることが当初から可能だった。

 ただし「PCを持っていないユーザーでもヘッダが確認できる」(広報部)ように、今回の機能追加を行う。携帯電話単体でヘッダ情報が見られるサービスは、これが初めてとなる。

ヘッダ情報閲覧およびメール転送時のEZweb画面遷移

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