ニュース
» 2004年05月12日 17時18分 UPDATE

3Gの月間純増数、ドコモがauを抜く〜4月契約者数速報

4月、月間純増数トップの座はauが守ったが、3Gの月間純増数ではドコモがauを抜いた。

[後藤祥子,ITmedia]

 電気通信事業者協会(TCA)は5月12日、ブラウザフォンサービス契約数を含めた携帯電話/PHSなどの2004年4月の契約数を発表した。携帯電話契約数は48万9600増えて、8200万9300。

グループ名 2004年4月純増数 累計
ドコモ 18万4400 4611万1200
au(KDDI) 28万7800 1724万6600
ツーカー -7300 362万4500
ボーダフォン 2万4600 1502万7000
累計 48万9600 8200万9300


sa_tca1.jpg
 各キャリアの単月の純増数の推移

 4月はFOMAの月間純増数が53万500と好調に推移、auのCDMA2000 1xの48万8700を抜いてトップに立った。ただPDCの-34万6100という純減が響き、トータルの月間純増数ではauが首位を守っている。

 ボーダフォンはPDCで唯一純減していない通信キャリアだが、それでも3Gの契約者数がPDCを上回っている。4月はPDCが1万900、VGSが1万3700という結果だ。ただボーダフォンは、夏モデルとして光学ズームカメラ付き端末やテレビ、FMラジオ端末を発表するなど(5月10日の記事参照)、この夏はPDCを強化する考え。3Gへの本格以降は秋以降になるという見方が強い(5月12日の記事参照)。

単月シェア 累計シェア
NTTドコモ 37.7% 56.2%
au 58.8% 21.0%
ツーカー -1.5% 4.4%
ボーダフォン 5.0% 18.3%


sa_tca2.jpg
 各キャリアの単月シェアの推移

ドコモ、auともに3Gへの移行が順調

 FOMAは3月に72万3800契約、4月に53万500契約を獲得するなど、3Gへの移行が順調。これから夏にかけては「F900iT」や「P900iV」などの派生モデル(2003年12月の記事参照)、FeliCa搭載FOMAの登場が控えており(2月19日の記事参照)、6月にはパケット定額制プランが始まる(3月24日の記事参照)。初夏以降のドコモの動きに注目だ。

 auの3G、CDMA 1Xは純増数48万8000契約と安定した推移。累計では1399万7800となっているが、5月1日には1400万契約を突破した。auの夏モデルの情報は、グローバルパスポート対応の下位モデル「A1305SA」のみだが(5月11日の記事参照)、そろそろ動きが出てくる気配。ハイエンドからローエンドまでを幅広くラインアップするauが、夏モデルでどのような戦略を打ってくるかが純増数首位を守る鍵になりそうだ。

sa_tca3.jpg
 ドコモのPDCとFOMAの純増数の推移


グループ名 2004年4月純増数(3G) 累計(3G)
ドコモ 53万500 357万5700
ボーダフォン 1万3700 15万1400
au(KDDI) 48万8700 1399万7800


auの着うた、1000万を超える

 3月末で944万だったauの着うた対応端末は、1012万台と1000万台を突破。ムービー対応機も1000万台を超えている。EZアプリ対応端末も400万台に迫る勢いで、BREWが根づき始めたことがうかがえる。

キャリア カメラ ムービー アプリ GPS 着うた Web
ドコモ 約2400万 約2300万 4131万8100
au(KDDI) 1228万 1035万 370万(BREW) 848万 1012万 1417万0800
ボーダフォン 1192万2600 305万1600 788万2800 1295万3700
  ムービーは撮影した動画をメールで送信できる端末を指す。ドコモのカメラ対応端末数はFOMAを除く。Webはボーダフォンは対応機種台数、ドコモとauは契約数。それぞれ各社広報部の提供データ


純減が続くPHS

 PHSはDDIポケットが7000の純増を果たした以外は、依然として低調。5月26日には北陸通信ネットワークが「アステルPHS電話」サービスを終了するなど(4月28日の記事参照)、音声サービスは縮小傾向が止まらない。

グループ名 2004年4月純増数 累計
DDIポケット 7000 290万3900
ドコモ -1万1400 158万500
アステルグループ -2万1800 62万4900
累計 -2万6200 510万9300

Copyright© 2016 ITmedia, Inc. All Rights Reserved.