DDIポケット、米投資ファンド・京セラ連合が買収か

» 2004年05月27日 09時40分 公開
[後藤祥子,ITmedia]

 日本経済新聞は5月27日付で、米投資ファンドCarlyle Groupと京セラが、DDIポケットをKDDIから買収すると報じた。既に26日にKDDIと基本合意し、買収額は約2200億円になる見通しという。

 KDDIは同日、「DDIポケットの売却について、Carlyle Group、京セラと交渉しているが、現時点で合意に至っていない」と交渉を認めるコメントを発表したが、具体的な金額については「言える段階ではない」(KDDI)とコメントを避けた。

 報道によると、Carlyleが株式の60%を取得して経営権を取得、京セラは30%まで買い増し、KDDIは10%を維持する。またKDDIはツーカーグループをauに吸収する案を検討しているという。

 Carlyleは米投資ファンド大手。イー・アクセスに出資している。

 京セラは、DDIポケットおよび海外PHS事業者向けにPHS端末や基地局を開発・提供するなどPHS事業の有力ベンダー。最近ではDDIポケット向けにOperaを搭載した音声PHS端末「AH-K3001V」(5月27日の記事参照)をリリースして注目を集めた。

1年前に共同での株式取得の提案を受けた〜京セラ

 京セラによれば、「Carlyleから共同での株式取得の提案を受けたのは、1年ほど前」だという。既に京セラがDDIポケットに出資している関係から、「資本関係を維持した形で、増資の方向で検討している。(メインの出資ではない)マイノリティが条件」という位置付けだ。

 交渉の進捗状況は明らかにされなかったが、「6月下旬を目処に最終合意に持ち込みたい」(京セラ広報)としている。

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