KDDIは、携帯電話を使ったマンナビゲーションサービス「EZナビウォーク」の機能を拡張する。住所が含まれたQRコードをカメラで読み取ることで、ユーザーは文字入力をする必要なく目的地の地図を見たり、ナビの行き先として登録したりできるようになる。
ほかにもKDDIは、マルチキャリア対応のQRコード作成ツール(5月17日の記事参照)を使った用途も提案している。「例えば住所入りのQRコードを作成して名刺に印刷しておけば、名刺を受け取った人が簡単に会社までのルートを把握できる」(KDDI広報)
この新機能は、東芝製端末「A5506T」(6月4日の記事参照)を皮切りに、今後発売されるEZナビウォーク端末に順次搭載される。従来のEZナビウォーク端末のアップデートについては「対応を検討中」(KDDI広報)としている。
今回の機能拡張はKDDIとメディアシークが共同開発している「2次元コードリーダー」と、ナビタイムジャパンが開発した「EZナビウォーク」の両アプリケーションの機能を拡張することで実現したもの。
KDDIでは、自社の広告やカタログ、請求書の同封物などにQRコードを入れていくことで、機能をアピールするとし、フリーペーパーや小冊子との連携も進めているという。
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