FeliCaリーダー/ライター設置に100億円以上を用意〜ドコモ、夏野氏

» 2004年07月23日 18時12分 公開
[ITmedia]

 FeliCa導入を検討する店舗の支援を目的とした、資金提供を計画しているドコモ(7月22日の記事参照)。用意する額は「100億円以上」だと、ドコモのプロダクト&サービス本部 マルチメディアサービス部長の夏野剛氏が明らかにした。

 ドコモが最初のおサイフケータイ「P506iC」を発売すると同時に、参入企業側も対応するサービスを開始(6月16日の記事参照)。9000店舗で使える状態でサービスが始まった。

 おサイフケータイを生活インフラとして根付かせるためには、さらに多くの店舗で使えることが重要になる。しかし店舗側にはFeliCaのリーダー/ライターを用意する必要があるなど初期導入コストがかかる。ドコモはFeliCaサービスの普及に弾みを付けるため、設置費用を支援するプログラムを導入するとしている。

 「100億円以上の資金を用意して、リーダー/ライターを設置する企業に、この資金をうまく使っていただく。ビジネスモデルがあるので、分割して返してもらうことになるが、設置ビジネスをドコモとして展開するつもり」(夏野氏)。

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