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» 2004年09月07日 11時03分 UPDATE

MIMO【みも、まいも】

CDMAやOFDMなど通信方式の進化に続き、さらなる高速通信実現のための技術として注目されているのが「空間多重伝送」を可能にする「MIMO」。IEEE802.11nへの採用が予定されているほか、第4世代携帯電話のコア技術の1つとしても期待されている。

[江戸川,ITmedia]

 MIMO(Multiple Input Multiple Output)は、無線通信において、送信、受信をそれぞれ複数のアンテナを用いて行う、空間多重伝送技術のこと。100Mbpsのスループットとなる次世代無線LAN規格「IEEE802.11n」への採用が予定されている。

 MIMOでは、別々の情報を同一の周波数を使って、同時に複数の無指向性アンテナから送信する。送られてきた情報は複数のアンテナで受信し、これを分離する。複数のアンテナで受信することによりマルチパスにも強く、安定した通信が可能になる。

 理論上ではアンテナの数に比例して速度を向上させることができるといわれており、多重化のために広帯域を確保する必要がなく、周波数の利用効率に優れている。ただし、各アンテナの配置に数センチ程度の距離を取る必要がある。

 これまで技術的に難しいとされていたMIMOの商品化に成功したのが、米Airgo Networks。そして同社の開発した「True MIMO」を採用した製品を国内で販売するのが、PLANEXのロゴでおなじみプラネックスコミュニケーションズだ。

 プラネックスコミュニケーションズの無線LANアクセスポイント「CQW-AP108AG」は、無線LANカード「CQW-NS108AG」と組み合わせることで、True MIMOによる最大108Mbpsの伝送速度を利用できるほか、既存のIEEE802.11a/b/g製品との接続もサポートする。

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MIMOの概念(http://www.planex.co.jp/product/bwave/image/mimo.gifより)(※詳細図

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無線LANアクセスポイント(http://www.planex.co.jp/product/bwave/image/cqw-ap108ag.gifより)

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MIMO対応無線LANカード(http://www.planex.co.jp/product/bwave/image/cqw-ns108ag.gifより)

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