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» 2004年12月20日 22時51分 UPDATE

子どもに便利な、こんな機能〜「A5507SA」 (1/2)

三洋電機製の「A5507SA」は、子どもが使うことを意識したさまざまな機能が装備されている。位置情報を簡単操作で知らせる機能や、迷惑メールの受信を阻む機能などだ。

[後藤祥子,ITmedia]

 「A5507SA」は重さ102グラム、20ミリという薄さのコンパクトなCDMA 1X端末(10月20日の記事参照)。カメラが33万画素で外部メモリスロットを備えていない点はローエンドのスペックだが、EZアプリやEZナビウォーク、着うた、QRコード読み取り、Macromedia Flashに対応するなど、1X端末としての一通りの機能に対応している。価格も新規で1万円前後と、比較的購入しやすい価格だ。

 同端末は、子どもが使うことを意識したさまざまな機能を装備しているのが特徴。それぞれの機能の使い勝手を見ていこう。

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 三洋マルチメディア鳥取が開発した「A5507SA」。アンテナレスの薄型ボディだ。背面液晶周りはスリガラスをイメージした樹脂が使われ、ダイヤルボタン部分は曇ったガラスのようなシボが入っている。アドレス帳へのアクセスは、ダイヤルキーの長押しでも可能。[1]の長押しでア行、[2]の長押しでカ行といった具合だ


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 背面液晶はモノクロで、着信通知ランプの役割も兼ねる。背面液晶を見ながらの自分撮りには対応していない。左は着信して背面液晶が光ったところ

ペアキーの長押しで、現在地を親にメール

 A5507SAの発話キーには「ペア機能」が割り当てられている。あらかじめ登録した5人までの相手に、簡単にメールや通話を行える機能だ。

 ここに登録した相手には、電話アイコンを押すと発話ボタンを押さずに電話でき、メールアイコンを押すと宛先入力済みのメール画面が起動する。親や親戚などの連絡先を入れておけば、子どもでも簡単に近親者と連絡が取れる。

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 発話ボタンを押すと、ペア設定した相手の画面が起動。あらかじめ登録した5人の相手に、簡単操作で音声通話の発信やメール送信ができる

 なかでも便利に使えそうなのが、位置情報の一斉送信機能。ペアキーを長押しすると位置情報の取得を開始し、ペア機能の設定相手に位置情報メールを自動送信するものだ。相手には位置情報入りのURLが入ったメールが送信され、宛先が他キャリア端末やPCでも、地図で居場所を確認できる。

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 ペアキーを長押しすると、現在地の測位を開始、現在地の位置情報を自動でメール送信する


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 左がSH900i、中がNudio、右がPCで位置情報メールを受信し、URLをクリックしたところ。いずれの端末でも地図で居場所を確認できる

 迷子になったときや、緊急事態が起こった時に発話キーを長押しするように教えておけば、いざというときにも居場所を比較的容易に知らせることが可能。ただ欲をいえば、端末を閉じたままでもこの機能を使えるようにしてほしかった。

「ジュニアモード」に設定すると、自動的にメール受信を制限

 A5507SAにはノーマルモードのほかに、子どもが使う機能を揃えた「ジュニアモード」と、必要最低限の機能だけを使いたいユーザー向けの「スマートモード」が用意される。

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 左からジュニアモード、ノーマルモード、スマートモード

 ジュニアモードに設定すると、ペア機能で設定した以外の相手からメールが来ても、文面が表示されないよう自動設定される。アドレス帳に登録されていない相手からのメールもはじくことが可能。面倒な設定をする必要なしに、子どもを迷惑メールから遠ざけることができるわけだ。

 このモードでは、アドレス帳に登録した相手からメールが来た場合でも、メール内に書かれた電話番号やメールアドレス、URLにはアクセスできないよう制限がかかる。例えば迷惑サイトのURLが送られてきてもアクセスできない。ただし、ペア設定した相手から来たメール内にこれらの情報がある場合にはアクセスが可能だ。

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 アドレス帳に登録されていない相手からのEメールやCメールは本文が受信されない(左)。1カ月に使える通話時間やメール送信回数の上限を決めておくこともできる


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 ペア設定した相手から来たメール内のURLにはアクセスできるが、アドレス帳に登録した相手からのメール内にあるURLは、クリックしてもアクセスできない

 またあらかじめ設定しておけば、利用可能な通話時間とメールの送受信回数も制限できる。設定した時間や回数を超えるとメールや通話ができなくなるが、ペア設定した相手への通話やメール、110番や119番など緊急時用の電話番号には連絡できるようになっている。

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 ただしジュニアモードに設定しただけでは、トップメニューやQRコード読み取り経由のEZwebアクセスやEZアプリの利用までは制限できない。さらに細かく利用を制限する場合は、一度ノーマルモードに戻して「機能」-「プライバシー」から「アクセス制限」を呼び出せば、EZwebやEZアプリなどを使わないよう設定できる。子どもの利用状況に応じた細かい設定が可能だ
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