EarthLinkと韓国のSK Telecom、米で携帯サービスの合弁会社設立

» 2005年01月27日 09時04分 公開
[ITmedia]

 米インターネットサービスプロバイダー(ISP)のEarthLinkと韓国の大手携帯電話キャリアSK Telecomが、米国で携帯サービスとアプリケーション販売の合弁会社を設立する。米国でも韓国並みの高度な携帯サービス普及を目指す。両社が1月26日、ニューヨークでの共同記者会見で発表した。

 新会社の名称は「SK-EarthLink」。両社が50%ずつ出資、向こう3年で4億4000万ドルを投じて、自前の設備を持たずに全米でサービスを提供するモバイルバーチャルネットワークオペレータ(MVNO)となる。取締役も両社が3人ずつ指名、CEOにはEarthLink創設者で取締役のスカイ・デイトン氏が就任する。

 EarthLinkの米国での加入者層や販売網および既存キャリアとの関係と、SK Telecomの3Gなどの技術力を活用し、2009年までに加入者約300万人、売上高約20億ドルを見込む。米国のコンシューマーの情報/エンターテインメント/コミュニケーションニーズにかなう、革新的な携帯サービスとアプリケーションを提供する計画だとしている。

 EarthLinkは加入者約500万人を擁し、MVNO事業にも進出済み。SK Telecomは韓国で携帯サービス市場の50%強を制し、加入者は約1800万人。初の戦略提携を通じた米国進出によって、世界での加入者層拡大を狙う。

 「韓国では子供たちが携帯電話を使って通話だけでなく、音楽やテレビ、ビデオ会議を楽しんだり友達の居所を探したり、インターネットに接続している。これは米国とは対照的だ。米国では携帯電話体験といえば電話で話すことが中心だ。米国人は過去の時代を生きている」。EarthLinkのデイトン氏はこう指摘。SK-EarthLinkでは3Gネットワークと拡大しつつあるWi-Fiを活用し、携帯電話体験を新しいレベルに引き上げると説明している。

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