昨日、文字表示について書いたら例によって問い合わせをいただいたので、その回答を1つ。
N900iを使っているユーザーから、「N900iではフォントサイズを左方向キー長押しで縮小、右方向キー長押しで拡大、と変えられるのだが」この機能は残っているかとご質問いただきました。さすが、使いこなしてますね。この機能は、N901iSにも引き継がれています。
N901iSは通常のかな入力と、ツータッチと、T9の3方式が利用可能です。これらはメール入力中などに、左上ソフトキー長押しすればワンタッチで変更できます。
予測変換は、ニューロポインターや下キー長押しで変換候補の選択に移ります。「あいうえお」を「おえういあ」の順(逆順)に切り替えていくにはサイドキーを使用。かな文字の全角/半角切り替えは発話キーを押せばOKです。
実は、N901iSの文字入力周りは基本的に「N901iC」と同じです。T9と、NEC独特の「AI辞書」の組み合わせたスタイルで、手元で試した限り変換候補なども同じでした。ですのでより詳細は、N901iCの文字入力レビュー(3月28日の記事参照)を確認してもらうといいかもしれません。
ただし、N901iSから新しくなったポイントもあります。細かいですが、右ソフトキーの「機能」の欄に「顔文字入力」が追加されたこと。「(^_^)」といった顔文字が、ここから手軽に入力できるわけです。記者は「顔文字なんぞ漢(おとこ)の使うものではナイ」という主義なのですが……便利な人には便利でしょうか。
この連載を書いていると「キーレスポンスが悪いのでは?」つまり「もっさりしているのでは?」という質問を多くもらいます。
記者は以前「P901i」を使っていたのですが、しばしば「おお、こいつはオレの動きについてこれない」と苦笑したものです。慣れた操作をパパパと入力すると、「よいしょ、よいしょ」と操作がワンテンポ遅れて反映されるという具合。これはムーバユーザーにはピンとこないかもしれません。
ではN901iSはどうか? 短い期間しか触っていませんが、遅れを感じることは確かにあります。例えば特定の画面で「終了、終了」と終話キーを3連打すると、端末側が2秒後に「ウィンドウ閉じる」「これも閉じる」「これも閉じよう」と反応したりします。
ただ後藤記者も書いていますが(6月28日の記事参照)、これらは「D901iS」でも「P901iS」でも感じられること。ある程度は目をつぶるべきかもしれません。ちなみに、記者はそれほど苦にはしていません。
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ITmedia記者が、普段使いの携帯電話の模様をレポートする長期連載記事です。1人のユーザーとして、端末やコンテンツをレポートします。この端末の「○○を調べてほしい」「この点をメーカーに聞いてほしい」といった要望を、ぜひお寄せください。ロードテストの中で、できる限り調査し回答していきます。 読者のニーズが機種を決定なお、本ロードテストで使用する携帯機種は、読者の皆様のニーズに基づいて決定します。記事へのアクセス数の増減を目安とし、随時機種を変更していく予定です。 |
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