レビュー
» 2005年08月26日 00時30分 UPDATE

iTunesからそのまま──703SHの音楽機能を試す (1/2)

「703SH」はSD-Audioに対応するなど、音楽ケータイとしても使える。楽曲取り込みの方法や音楽プレーヤーとしての使い勝手を試した。

[後藤祥子,ITmedia]

 ポップなカラーとコンパクトなボディが特徴の「703SH」(7月28日の記事参照)は、「SD-Audio」に対応しており、手持ちの音楽CDからminiSDカードに取り込んだ音楽を聴くことができる。この小さな端末が音楽プレーヤー替わりになれば、カバンの中身も減らせるというものだ。

 miniSDカードの対応や“ながら”機能、閉じたまま可能な操作など、音楽プレーヤーとしての実力を試してみた。

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 SD-Audio対応の「703SH」。製品にはマイク付きイヤホンが付属する。音楽は背面のスピーカーに出力して聴くことも可能

音楽ファイルの取り込み

 703SHで再生可能な音楽ファイルは、「SD-Audio規格で保存されたセキュアMP3データおよびAAC」データとなっている(取扱説明書の7-3ページを参照)。この形式の音楽データをminiSDに書き込むためには、松下電器製の音楽ソフト「SD-Jukebox」などのSD-Audio対応ソフトと著作権保護/セキュリティ機能に対応したSDカードリーダー/ライターが必要になる。

 ただし、実はもう1つ取り込み方法がある。アップルコンピュータのジュークボックスソフト「iTunes」でエンコードしたAACデータをminiSDカード内のPRIVATE/VODAFONE/My Items/Sounds & Ringtonesに書き込む方法だ。この場合、著作権保護対応していないSDカードリーダー/ライターでの書き込みも可能だ。

 【訂正】初出時に「iTunesでエンコードしたAACおよびMP3データを取り込める」と記載されていましたが、取り込み可能なのはAACデータのみとなります。

 iTunesで取り込んだ音楽ファイルとSD-Audio規格で保存された音楽ファイルは、保存先が異なる。前者はダウンロードした着うたフル(8月9日の記事参照)と同じ場所に保存され、2つを混在させた形でのプレイリスト作成が可能。後者はSD-Audio内に保存され、プレイリスト作成もSD-Audio対応の曲だけで作成することになる。

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 着うたフル+iTunesエンコードファイルの混在したプレイリスト(左)とSD-Audioのプレイリスト(中)。プレイリストは追加作成も可能(右)


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 ミュージックの中には「プレイリスト」と「SDオーディオ」というメニューがある。プレイリストからは、着うたフルやiTunesなどのソフトでAACもしくはMP3エンコードした楽曲にアクセスできる。SDオーディオからは、SD-Audio準拠の楽曲にアクセスできる。「プレイリスト」「SDオーディオ」のそれぞれでプレイリストの作成が可能

 注意が必要なのは、取り込み時のビットレート。MP3ファイルの場合、192Kbpsでエンコードした曲は再生できたが、256Kbpsでエンコードした曲は再生できなかった。

sa_sh3.jpg
 再生できない曲は、このように選択できない状態で薄く表示される

 miniSDカードは、メーカーでは256Mバイトまでの動作を確認しているが、512Mバイトのカードを差してみたところ認識され、特に問題なく利用できた。

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