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» 2006年03月03日 20時35分 UPDATE

Bluetooth機器でハンズフリー通話:車で使えるBluetoothスピーカー──Jabra「SP500」

Jabra「SP500」は、携帯電話の通話をハンズフリーで行うためのデバイス。車内利用だけでなく、屋内でも便利に使える。

[坪山博貴,ITmedia]

 車内で携帯電話をスピーカーフォンとして使うためのBluetooth機器がJabra「SP500」。可動するマイクブームと2W出力のスピーカーを備え、車内のダッシュボードやサンバイザーに固定することで、ハンズフリー通話を可能にする。

Photo 「SP500」


Photo パッケージ内容はかなり豊富。ACアダプタは海外利用時用のプラグアダプタも付属し、車内充電用のDCアダプタ、車載用のマウント、クリップも付属する

 マイクブーム部は水平に収容された状態から約120度まで立ち上がる仕組みで、収容状態ではきれいな楕円形に収まる。サイズは125×73×34ミリ、重さは約170グラム。この程度の重さなら、屋内で持ち運んで利用したり、屋内と車内で共用したりしやすい。

Photo マイクブームはこのように可動し自由な位置で固定可能(左)。机の上に置くとスピーカーユニットが斜め上を向くようにデザインされている。スピーカーボリューム、ミュート、ペアリング(初期登録設定)ボタンは側面にある(右)

 Bluetoothのバージョンは1.2で、「Head Set Profile」(HSP)と「Hands Free Profile」(HFP)をサポート。スピーカーからの音声がマイクと干渉しやすいスピーカーフォンでは必須ともいえるノイズキャンセラー機能も備えている。また、騒音レベルに応じて音量を自動調整する機能もあり、車内に比べて騒音が多い屋内利用に適した「オフィスモード」と呼ぶ動作モードも用意される。

Photo バッテリーは単3乾電池でアルカリ電池も利用可能。標準では容量2000mAhのニッケル水素充電池が採用されており、劣化した場合には交換できる。現在は容量2700mAhの製品が市販されているので、交換してしまえばより長時間使える
Photo フロントガラスに装着する場合のマウントを装着したところ。フロントガラスの角度に合わせて固定する角度も調整できる
Photo これはバイザーに挟み込んで固定するためのクリップ。クリップやマウントの着脱も簡単なので、屋内と車内で共用するのも難しくない

 製品にはACアダプタ、車載用のシガー(DC)アダプタ(12V仕様)が付属しているが、本体はニッケル水素タイプの充電式単3乾電池を内蔵しており、バッテリー動作が可能。満充電時で待ち受けが最大480時間、通話時間が最大12時間と持ち時間も長く、車載利用でも時々家で充電すれば十分だろう。車載用では充電不要のシガーソケットに直結するタイプも多いが、これだけバッテリー動作時間が長ければ本製品の方が設置の自由度が高く、より安全に操作可能な位置に設置できる。

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 基本操作はデバイスの上部にある「多機能ボタン」1つで行える。着信中の短押しで通話開始、通話中の短押しで通話終了、長押しで電源オン、電源オフ(待受中)の操作が可能。電源オン/オフ時には異なるメロディが流れるので長押しするタイミングも分かりやすい。Hands Free Profileによる接続時は、待ち受け中に多機能ボタンを押し続け、「ピッ、ピッ」と音が聞こえたときに素早く手を離せばリダイヤル(話さなければ電源オフ)、着信時には同じ操作で着信拒否になる。ボタン操作と音を効果的に使って、ボタン1つでの多機能操作を実現している。

 実際に試してみると、スピーカー音量も十分。多機能ボタンが大きいこともあり、着信操作なども容易に行える。テレビを視聴している部屋で使ってみたところ、相手にはこちらが話していない時、かすかにテレビの音声が聞こえる程度だった。

 車載利用で検討する人が多いと思われる製品だが、プライベートな環境で長電話する人にも向いている。Bluetooth対応の端末を使っていて、音声定額プランに契約している人にも魅力的な製品だろう。

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