薄さ14.9ミリの3G携帯「804SS」を試す──ユーザーインタフェース「804SS」レビュー(1)(3/3 ページ)

» 2006年04月17日 19時12分 公開
[坪山博貴,ITmedia]
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割り切った分、分かりやすいマルチタスク

 マルチタスクは、組み合わせて利用できる機能が限定されているが、その分操作は分かりやすい。専用ボタンで起動するスイッチバーからは「通話」「メール」「Vodafone live!」「メディアプレイヤー」にアクセスでき、すべてのタスクを終了させることもできる。機能を追加で実行したい場合も、実行中の機能を呼び出す場合もスイッチバーキーを押し、機能を選択すればいい。「通話」を呼び出すと番号入力画面になってしまうが、「オプション」からはアドレス帳も呼び出せる。

Photo メディアプレイヤー実行中にスイッチバーを起動し、メール機能を呼び出そうとしているところ(左)。実行中の機能はアイコンがカラーで表示される。スイッチバーからは起動中のタスクをまとめて終了できる(右)

 ちなみにVアプリと他の機能の同時利用には対応していない。マルチタスク利用が多いと思われる音楽再生と他の機能の同時利用に関しては、Vodafone live!を実行すると音楽再生は停止し、Vodafone live!終了後は再生を停止した曲の先頭から音楽再生を再開できる。

 メールは音楽を聴きながら利用可能。受信もバックグラウンドで実行されるが、通知は画面上のアイコンのみで、あえて通知を優先させることはできないようだ。音声通話は着信と同時に音楽再生が一時停止し、発信時は呼び出しを開始すると音楽再生が一時停止する。通話が終わると自動で停止位置から再開する仕様だ。

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