10月1日、「ボーダフォンライブ!」は「Yahoo!ケータイ」に

» 2006年07月27日 15時20分 公開
[後藤祥子,ITmedia]

 ボーダフォンは10月1日のブランド変更を前に、新しいポータルサイト名を発表した。「ボーダフォンライブ!」を「Yahoo!ケータイ」に変更し、各種サービス名称も「ボーダフォン/Vodafone(ボーダフォンライブ!/Vodafone live!)」を「ソフトバンク/SoftbankまたはS!」に置き換える。

 Yahoo!ケータイという新たなポータルサイト名は、認知度が高い「Yahoo!」ブランドとの相乗効果を見込んで付けられたという。今後発売される新機種には「Yahoo!ケータイ」にアクセスするための「Y!ボタン」(ヤフーボタン)が搭載され、「Yahoo!JAPAN」をはじめとするソフトバンクの各種コンテンツやサービスに簡単にアクセスできるようにする。

  • 各種名称の変更例
現行 変更後
ボーダフォンライブ! Yahoo!ケータイ
ボーダフォン携帯電話 ソフトバンク携帯電話
ボーダフォンお客様センター ソフトバンクお客様センター
ボーダフォンショップ ソフトバンクショップ
SMS以外のメールサービスの総称 S!メール(エスメール)
Vアプリ S!アプリ(エスアプリ)
Vodafone live! NAVI S! GPSナビ(エスジーピーエスナビ)
ボーダフォンライブ!基本料 S!ベーシックパック(エスベーシックパック)
ボーダフォンマイレージサービス ソフトバンクマイレージサービス


Photo 各種サービスの新名称とロゴ

メールサービスのドメイン、ポータルの変更──進む移行への準備

 ボーダフォンは、新規参入を目指していたソフトバンクに1兆7500億円で買収されたことから(3月17日の記事参照)、ソフトバンクの子会社BBモバイルの傘下に入り(4月3日の記事参照)、10月1日から社名やブランド名を一新した新体制に移行する。

 ボーダフォンは5月に新社名を「ソフトバンクモバイル」に変更すると発表(5月18日の記事参照)。7月13日にはメールのドメイン名を「ソフトバンク」に変更することを決定するなど(7月13日の記事参照)、10月1日のブランド変更に向けた施策を打ち出し始めている。

 同社の孫正義社長は、新生ボーダフォンの誕生に向け、(1)3Gネットワークの増強、(2)3G端末の充実、(3)コンテンツ強化、(4)営業体制/ブランディング強化の4つの策を打ち出しており(5月18日の記事参照)、今回の発表は営業体制とブランディング強化にかかわる施策となる。ただ、その他の具体策については、孫社長が会見で「将来はフルブラウザを標準装備にする」(6月23日の記事参照)と話した以外は明らかにしていない。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2025年12月07日 更新
  1. ヨドバシ通販は「高還元率で偽物リスク低い」──コレが“脱Amazon”した人の本音か (2025年12月06日)
  2. 「健康保険証で良いじゃないですか」──政治家ポストにマイナ保険証派が“猛反論”した理由 (2025年12月06日)
  3. NHK受信料の“督促強化”に不満や疑問の声 「訪問時のマナーは担当者に指導」と広報 (2025年12月05日)
  4. ドコモも一本化する認証方式「パスキー」 証券口座乗っ取りで普及加速も、混乱するユーザー体験を統一できるか (2025年12月06日)
  5. 飲食店でのスマホ注文に物議、LINEの連携必須に批判も 「客のリソースにただ乗りしないでほしい」 (2025年12月04日)
  6. 楽天の2年間データ使い放題「バラマキ端末」を入手――楽天モバイル、年内1000万契約達成は確実か (2025年11月30日)
  7. 楽天モバイルが“2025年内1000万契約”に向けて繰り出した方策とは? (2025年12月06日)
  8. 楽天ペイと楽天ポイントのキャンペーンまとめ【12月3日最新版】 1万〜3万ポイント還元のお得な施策あり (2025年12月03日)
  9. ドコモが「dアカウント」のパスワードレス認証を「パスキー」に統一 2026年5月めどに (2025年12月05日)
  10. Amazonでガジェットを注文したら、日本で使えない“技適なし製品”が届いた 泣き寝入りしかない? (2025年07月11日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー