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» 2006年08月29日 03時45分 UPDATE

写真で解説する「DRAPE」 (1/2)

東芝製「DRAPE」は、坂井直樹氏がプロデュースするデザイナーズ携帯。その名の通り布のドレープ(ひだ)をイメージした滑らかで美しいボディに、テレビ電話などauの新サービス各種に対応する機能を盛り込み、デザイン性と機能性を両立した端末となっている。

[太田百合子,ITmedia]
photo ドレスの優美なひだを連想させる「DRAPE」。デザインは、アールデコをイメージしたもの。鉱石をモチーフに、黒い宝石を表現した“ビクトリアンジェット”、彫像の銅色をイメージした“ブロンズ”、貝のように白にほのかなピンク色を加味した“シェルカメオ”の3色を用意する

 KDDIはau携帯電話のデザイン性をさらに高めるため、この2006年秋冬モデルから全機種に対して、デザインのトータルプロデュースを試みた。そのプロデューサーとして白羽の矢が立てられたのが、日産自動車のコンセプトカー「Be-1」「PAO」、au design projectコンセプトモデルとして公開された「HEXAGON」や「MACHINA」(2005年11月1日の記事参照)などの作品で知られる、ウォーターデザインスコープの坂井直樹氏だ。

 東芝製端末「DRAPE」は、その坂井氏が自らデザインを手がけたもの。それだけに、同氏が2006年秋冬モデルのデザインコンセプトとして掲げる、“プレミアム”“ラグジュアリー”、そして成熟を意味する“マチュア”、3つのキーワードを象徴する端末となっている。


“アールデコ”を体現したオトナの上質携帯

 DRAPEの外観上の最も大きな特徴は、端末の背面/裏面とも左右対称に施された、その名の通りドレープ型の造形だ。衣類や掛け布の優美なひだを意味するこのデザインは、携帯に上質な質感やエレガントさを持たせると同時に、端末を握ったときのグリップ感の向上にも一役買っている。

 モチーフとなっているのは、1920〜30年代の建築物などに用いられたアールデコ様式。アールデコの特徴である、流線形と直線を組み合わせた幾何学的なデザインを採用することで、当時の華やかさやラグジュアリー感の演出を試みたという。

 なおデザイナーズ携帯というと、あえて機能を絞り込んだコンセプトモデルというイメージが強いが、DRAPEは機能面も充実した端末となっている。auが新たに開始する高速通信方式「CDMA2000 1x EV-DO Rev.A」に対応し、テレビ電話の利用が可能。そのほか「デコレーションメール」「EZチャンネルプラス」「EZニュースフラッシュ」「絵しゃべりメール」「au My Page」「LISMO」などの各種サービスにも対応する。「EZ FeliCa」こそ搭載しないものの、それ以外の機能は兄弟機にあたる「W47T」とほぼ同等となっている。

photo 背面には約0.8インチ(96×39ピクセル表示対応)のモノクロ有機ELサブディスプレイを搭載。周囲をメタリック調の窓枠で囲まれ、ディスプレイを際立たせている
photo 裏面にも、背面と同じく左右対称にドレープ型のあしらいが施される。有効約324万画素のCMOSを採用するメインカメラを実装し、兄弟機となる「W47T」と同等だ

photo 曲線と直線を織り交ぜた幾何学的なデザインは、自動車やオートバイのフロントラインにも通じるもの。斜めから見るとなお、流線形が際だって見える
photo 側面から見ると、背面/裏面ともにドレープ型のあしらいにあわせて緩やかに波打っているのが分かる。フロント部分も単なる半円形ではなく、六角形を半分に切り取ったような形をしている

photo 右側面にはmicroSDスロットや充電端子に加え、赤外線ポートを搭載する。本体サイズは51(幅)×106(高さ)×24(厚み)ミリと、直線を基調とする形状のW47Tと比べるとややふっくらした印象だが、握ると曲線がすっと手になじむ
photo 左側面にはスクロールキーやカメラのシャッターキーに加えて、テレビ電話をワンタッチで発信できるキーも備わる。アドレス帳からかけたい相手を選び、このキーを押すだけで発信できる

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