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» 2006年11月27日 11時18分 UPDATE

改めて携帯のBluetooth機能について考える Vol.2:ドコモとau、ハンズフリー機能の使い勝手 (1/2)

一言にBluetooth対応携帯といっても、各端末で若干機能が異なる。今回は端末を手に持たずとも通話できるハンズフリー機能の使い勝手をドコモの「P902iS」とauの「W44T」で検証する。

[坪山博貴,ITmedia]

(前回に戻る)

photophoto 左がP902iS、右がW44T。P902iSはワンプッシュオープン機構によりボタン一押しでオープン、W44Tは回転2軸型機構の採用でメインディスプレイを表にして折りたためる特徴を持つ

ハンズフリー機能の使い勝手はどう違うのか

 P902iSおよびW44Tには“音楽ケータイ”としてだけではなく、“ハンズフリー機器が利用できるケータイ”としての機能を望むユーザーも決して少なくないだろう。

 そもそもNTTドコモとKDDIの端末は、ソフトバンクモバイルのそれと比較するとBluetooth搭載端末が少なく、事実上、選択肢がほとんどない。そのような意味でハンズフリーの使い勝手も大変気になるポイントだ。

 まずはハンズフリーに関する本体側の操作と機能、Bluetoothヘッドセットごとの動作検証を行ってみる。

 検証機器は、国内向けとしては早期に発売されたプラントロニクス「M2500」、比較的最近の製品として同「Discovery640」とJabra「BT500」の3つ。そしてA2DPもサポートする製品としてモバイルキャスト「MPX3000R」を用意した。

photo 今回評価に利用したハンズフリーデバイス。左からプラントロニクス「M2500」「Discovery640」、Jabra「BT500」、オーディオ再生機能も兼ねるモバイルキャスト「MPX3000R」。そしてW44T付属のBluetoothレシーバー

 本体側の操作と機能に関しては「HFP」で接続する限り、P902iとW44Tはほぼ同等だ。

本体側固有機能/操作
 P902iSW44T
●HSP●HFP
着信時着信音転送×
(電子音固定)
通話時本体通話→ヘッドセット通話発話ボタン長押EZボタン
ヘッドセット通話→本体通話発話ボタン発話ボタンEZボタン
プラントロニクス「M2500」P902iSW44T
●HSP●HFP
接続ペアリング×
電源ONと同時に接続×
(フック操作必要)
×
(フック操作必要)
待受け時ボイスダイヤル
リダイヤルショートフック×2ショートフック×2
着信時通話開始ショートフックショートフック
着信拒否ロングフック
(切断)
ロングフック
(着信拒否メッセージ)
通話時終話ショートフックショートフック
本体通話→ヘッドセット通話ショートフックショートフック
ヘッドセット通話→本体通話ロングフックロングフック
プラントロニクス「Discovery640」P902iSW44T
●HSP●HFP
接続ペアリング×
電源ONと同時に接続
待受け時ボイスダイヤル
リダイヤルショートフック×2ショートフック×2
着信時通話開始ショートフックショートフック
着信拒否ロングフック
(切断)
ロングフック
(着信拒否メッセージ)
通話時終話ショートフックショートフック
本体通話→ヘッドセット通話ショートフックショートフック
ヘッドセット通話→本体通話ロングフックロングフック
Jabra「BT500」P902iSW44T
●HSP●HFP
接続ペアリング
電源ONと同時に接続×
(フック操作必要)
待受け時ボイスダイヤル
リダイヤル×ロングフックロングフック
着信時通話開始ショートフックショートフックショートフック
着信拒否×ロングフック
(切断)
ロングフック
(着信拒否メッセージ)
通話時終話ショートフックショートフックショートフック
本体通話→ヘッドセット通話ショートフックショートフックショートフック
ヘッドセット通話→本体通話×
(本体操作のみ)
ロングフックロングフック
モバイルキャスト「MPX3000R」P902iSW44T
●HSP●HFP
接続ペアリング
電源ONと同時に接続××
(フック操作必要)
×
(フック操作必要)
待受け時ボイスダイヤル
リダイヤル×ショートフック×2ショートフック×2
着信時通話開始ショートフックショートフックショートフック
着信拒否×スティック上2秒
(切断)
スティック上2秒
(着信拒否メッセージ)
通話時終話ショートフックショートフックショートフック
本体通話→ヘッドセット通話ショートフックショートフックショートフック
ヘッドセット通話→本体通話×
(本体操作のみ)
×
(本体操作のみ)
×
(本体操作のみ)
※初出時、HSPとHFPの項目が逆になっておりました。お詫びして修正いたします。

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