ITmedia読者の「ワンセグ」利用シーンは?

» 2007年01月24日 20時58分 公開
[ITmedia]

 「ワンセグ対応携帯の主な利用場所は?」というお題で調査を行った今回の「+D QUICK POLL」。auの春モデルでは10機種中7機種が搭載し、ドコモの春モデルでもソニー製薄型テレビのブランド名を冠した“BRAVIAケータイ”こと「SO903iTV」が追加発表されるなど、いま最もホットな機能として注目を集めるワンセグだが、ITmedia読者はどんな時にワンセグを利用しているのだろうか?

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 結果は上図の通り。「外出先」が全体の45%の票を獲得して1位。次いで2位に29%の「電車などでの移動中」が入った。テレビを視聴できない外出先でも、見たい番組を逃さない点が魅力と考えるユーザーが多いようだ。

 ただ、利用シーンに「自宅」を挙げた人も8%いる。布団に寝転がりながらでも視聴できる利便性を考えると、ディスプレイの大きさや美しさが増すに従い、自宅でも利用する層は増えることが予想される。

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 「ワンセグでよく視聴する番組ジャンルは?」という質問に対する回答の1位は「ニュース」、2位は「スポーツ」、3位は「バラエティ」となった。短い時間で情報収集できるニュースが1位になったのは必然だろうか。

 野球やサッカーなど、放送時間が2時間以上になる番組も多いスポーツが2位となったのは、意外と言えば意外だ。だが、先の利用シーン調査で「電車などでの移動中」が2位になったことを考えれば納得がいく。スポーツ番組は主にゴールデンタイムに放送されることが多く、この時間は多くの社会人の帰宅時間と重なる。移動中はワンセグ、帰宅後は家庭用テレビでゆっくり、という人が多いと考えられる。

 学生か社会人か? 残業があるかないか? など、個々の環境によって、利用シーンや視聴する番組のジャンルは異なる。だが総合的に見て、外出先でも家庭用テレビ代わりに、短い時間で楽しめる機能として、ワンセグは利用されているようだ。

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