三井住友銀行とドコモ、携帯向け法人金融サービスで協力

» 2007年07月03日 23時18分 公開
[ITmedia]

 三井住友銀行とNTTドコモは7月2日、ドコモが開発した法人向けモバイルバンキング用iアプリを、新たな法人向けモバイルバンキングサービス「パソコンバンクWeb21 モバイルサービス」として、2007年8月から提供開始すると発表した。

 これは2006年5月に合意した業務提携の一環で、三井住友銀行が現在提供している法人向けインターネットバンキング「パソコンバンクWeb21」の機能を拡充。すでに対応している携帯電話からの入出金明細照会、振込入金明細照会などの口座情報の提供に加え、これまでの法人口座では実現していなかった、振込や支払の承認なども可能なパソコンバンクWeb21 モバイルサービスとして提供する。

 同サービスでは、FOMAの電子認証サービス「FirstPassィオリジナル証明書機能」を国内の銀行で初めて採用しており、「なりすまし」を防止できるなどの高いセキュリティを保つことが可能だ。

 対応機種は903iシリーズの11機種。総合振込や給与・賞与振込の承認が可能な機種は、ドコモのオリジナル証明書機能に対応したD903i、F903i、F903iX HIGH-SPEED、D903iTVの4機種となる。

 同サービスの利用料金は月額525円。三井住友銀行の専用サイトからiアプリを携帯電話にダウンロードすることで利用できる。

 両社は今後も、携帯電話を活用したさまざまな法人向け金融サービスの開発、検討を行うとしている。

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