レビュー
» 2008年01月15日 14時26分 UPDATE

写真で解説する「P905iTV」(ソフトウェア編) (1/3)

なんとデカい画面か……。これぞ“VIERAケータイ”の本命──。現在、ワンセグ携帯最大の3.5インチフルワイドVGAディスプレイを搭載する映像ケータイが「P905iTV」。P905iと共通する部分も多いが、本機ならではの映像機能や横向きUI、そして圧倒的な存在感を備えて登場する。

[岩城俊介,ITmedia]

 もう1つの“VIERAケータイ”──。ディスプレイが横にも開く“Wオープンスタイル”で展開する主力機種「P905i」(パナソニック モバイルコミュニケーションズ)と同じく、パナソニックのテレビブランド「VIREA」を冠したワンセグ携帯が、2008年春商戦向けモデルとして発売する「P905iTV」だ。

photophoto パナソニック モバイル製の「VIERAケータイ P905iTV」。ブラックとホワイトの2色で展開する。パンチング加工されたスピーカーカバーが“っぽい”演出に一役買う、ステレオスピーカー内蔵の卓上ホルダが付属する
photophoto ディスプレイ部すべてがスライドするスタイルを採用。ダイヤルキーも普通に操作できるメリットがある(左)

本体右側面にチャンネル切り替え(長押しTV起動/MULTIキー/待受縦横表示切り替え)、音量調整(兼マナーキー)、録画(兼シャッター/プッシュトーク/長押しミュージックプレーヤー起動)、角形イヤフォン兼AV-OUT端子を備える。テレビ視聴時に右側面を上向きに卓上ホルダへ設置するスタイルということで、こちら側にキーが集中している(右)

 ワンセグやフルワイドVGA対応の3インチディスプレイ、Wオープンスタイル、510万画素カメラ、国際ローミング、FOMAハイスピード(HSDPA)+WMV再生対応フルブラウザ、GPSなど現状最高クラスの機能をバランスよく“ほぼ全部入り”で搭載するP905iに対し、P905iTVは中でも「映像」機能をぐっと強化したのが特徴。ブランド名どおり、VIERAケータイの本命と呼べるべきプレミアムな映像ケータイに仕上げられた。

 なにより圧倒されるのはその巨大なディスプレイ。3インチディスプレイを搭載するP905iの形状と大きく異なり、全面がディスプレイのスライドボディと、ワンセグ携帯最大(2007年10月現在)のフルワイドVGA対応(480×854ピクセル)3.5インチディスプレイを採用する。

 P905iTVのスライドスタイルは、ソフトバンクモバイルの「FULLFACE 913SH」(シャープ製)のように、ディスプレイを上にずらすと十字キーとダイヤルキーが出現するフルスライド形状。ディスプレイ面にキー類は存在せず、そこに映像を出すと家庭用テレビさらながらの存在感を醸し出す、という仕掛けで、普通の3G音声端末を使い慣れたユーザーがこの3.5インチディスプレイを初めて見ると、おそらく「うわ、でかい」と驚くであろうほどの大きさだ。

 基本機能はP905iと比較すると、カメラスペックが劣り(200万画素AF)、GPSが省かれた以外はほぼ同じ。ソフトウェア面も共通する部分が多いが、ワンセグ機能の向上や待受・カメラなどに横向き用UIが追加されるなど、若干だが違いもある。

photo 正面から見ると、まるでテレビに見える(ステレオスピーカー付きの卓上ホルダが比率的にやや大げさなのだが)。ちなみに正面に「VIERA」「Panasonic」ロゴがある。ドコモの携帯でドコモ以外のロゴが前面に出るのは非常に珍しいこと
photophoto ステレオスピーカー搭載の卓上ホルダが付属する(こちらもドコモの携帯では珍しく“別売りオプション”ではない)。端末を横向きにセットすると充電端子以外に3本の接点が飛び出し、充電中(卓上ホルダにACアダプタを接続し、通電している時)にワンセグやミュージックプレーヤーのほか、撮影したムービー、自作動画(iモーション)の音声も卓上ホルダのスピーカーから出力できた。当然、端末内蔵スピーカーよりリッチに出力できる(音量も大きい)。願わくば、イヤフォン接続用のステレオピンジャックも搭載してほしかったのだが(イヤフォンは端末の平型イヤフォン端子経由で使えるが、平型変換アダプタが少し面倒だし)
photophoto P905iとそのたたずまいを比較。P905iの3インチディスプレイがかなり小さく見えてしまう。ディスプレイはコントラスト比最大4000:1(映像再生時)を実現する液晶パネルを採用し、映像高画質化技術「モバイルPEAKSプロセッサー」のほかに15fpsのワンセグ映像を2倍の30fpsに倍速変換して表示する「なめらかフレーム補間」機能を搭載する。発色のチューニングなどはまだ調整中とのことだが、同一設定下においてP905iの色味よりかなり鮮やかに見えた。また、「なめらかフレーム補間」機能も意外に、というかやはり効果が大きいように感じた。動きの多いスポーツ番組やアクションシーンなどに効果が出ることだろう
photophoto 待受は横向き用のUIも別途用意する。ディスプレイを閉じると横向き、開くと縦向きに切り替わり、別々の待受を設定できる(クローズ時は、側面の[TV/表示]キーで横向き待受に切り替えることもできる)。

Get Macromedia FLASH PLAYER 待受は縦用/横用に個別設定できる。ディスプレイを閉じると横向き、開くと縦向きの画面に切り替わる

(このムービーをご利用いただくにはFLASHプラグイン(バージョン8以上)が必要です。ムービーはこちらからでも参照できます)

       1|2|3 次のページへ

Copyright© 2017 ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

この記事が気に入ったら
ITmedia Mobile に「いいね!」しよう