調査リポート
» 2008年02月15日 09時00分 UPDATE

ケータイの海外利用、“目的地までのナビ機能”に高い期待

MMD研究所が、海外旅行時の携帯電話の利用動向に関する調査結果を発表。海外での携帯利用で最も多い用途は、旅行先から日本への通話で約7割を占めた。今後、携帯電話を使って海外で利用したいサービスは、“目的地までのナビ機能”がトップで8割に達した。

[ITmedia]

 MMD研究所は2月14日、「海外旅行時の携帯電話利用動向調査」の結果を発表した。調査は1月18日から21日まで、インタースコープが運営する“モンキータウン”など計11社、モバイル14サイトの協力を受けて実施したもので、有効回答数は4171人。

 回答者のうち海外旅行の経験のある人は約5割で、時期については、1年以内に海外へ旅行したと答えたのは回答者の約1割、海外旅行経験者の中では約2割という結果となった。海外旅行に行く前に旅行先の情報を調べたメディアは、「ガイドブックや雑誌などの書籍」が最も多く全体の約66%。以下、「パソコンのインターネット」が34%、「友人から」という回答が約20%と並んだ。「携帯のインターネット」という回答は約5%となっている。

 「PCのインターネットで調べた」という回答は、20代前半から30代前半の年代で最も比率が高く、それぞれ約4割以上の回答となっている。「携帯のインターネット」については、各年代とも利用度は低いが、20代後半では約1割が利用すると回答している。

 海外旅行経験者に海外への携帯電話携行状況について聞いたところ、「持っていかなかった」とする答えが半数に上った。次に多かったのは「持って行ったが海外では利用しなかった」という回答で29.7%、海外用携帯電話のレンタルは8.7%、自分の携帯電話を持って行き海外で利用したという回答は9.4%となった。

 しかし1年以内に海外旅行へ行った経験のある回答者では、「自分の携帯電話を持って行き海外で利用した」という回答が約3割となり、携帯電話を海外へ持っていった上で利用するという動向は増加傾向にあることが分かった。また、男性よりも女性の方が海外へ携帯電話を持っていく傾向が見られたという。

 海外へ持って行った携帯電話の利用用途は、「日本国内との通話(海外←→日本)」の回答が69.9%で最多。次いで「旅行先での通話(海外←→海外)」が53.4%となっている。「日本国内とのメール(日本←→海外)」も48.5%となった。

 モバイルインターネットの海外での利用状況に関しては、全体の約1割が「日本のSNSサイトなどへアクセスする」と回答しており、特に20代前半の回答者の中では約2割に近い回答となっている。

 「今後、携帯電話を使って海外で利用したい通信サービスは?」という質問には、71.2%が「日本国内とのメール(海外⇔国内)」と回答しており、63.1%が「日本国内との通話(海外⇔国内)」を希望している。「日本の携帯サイトへのアクセス」の希望は、「SNSへのアクセス」が45.5%、「友人や自分のホームページ」が39.9%、「旅行情報サイトへのアクセス」が37.4%など、4割前後となった。

 海外旅行中に知りたい現地情報については、「観光スポット」という回答が最も多く8割以上。「グルメスポット」という回答が約8割とこれに続いた。女性では年代を問わず「ショッピング」という回答が非常に高く、女性全体で約7割にのぼった。

 「海外旅行に持っていく携帯電話を使ってどんなことができたらよいか」という質問には、「目的地までのナビゲーション機能」という回答が82.3%で最多。「翻訳機能」が79.6%でこれに続いた。

 なお、次の海外旅行に自分の携帯電話を「持っていきたい」とする人は約75%だった。

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