“VIERAケータイ”+Wオープンスタイルがデザイン洗練、顔認識AFも搭載──「921P」

» 2008年06月03日 15時21分 公開
[岩城俊介,ITmedia]

 ディスプレイが横にも開く“Wオープンスタイル”を継承し、デザインを洗練。パナソニック モバイルコミュニケーションズ製の「921P」は、機能や使い勝手を向上させたソフトバンクモバイルの2代目“VIERAケータイ”として登場する。

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 前機種「920P」で好評だったWオープンスタイルはそのままに、ヒンジや背面パネルの出っ張りをなくすとともにワンセグアンテナも内蔵してスリムなボディに進化した。ワンセグの映像を倍の30fpsに変換し、映像をなめらかに表示する「モバイルWスピード」をソフトバンクモバイル向け端末として初めて搭載する。

 ディスプレイは920Pの3インチから3.1インチのフルワイドVGA(480×854ピクセル)TFT液晶に大型化。パナソニックのハイビジョンテレビ“VIERA”シリーズで培った高画質化技術「モバイルPEAKSプロセッサー」や、「液晶AI」と光センサーにより周囲の環境に応じて画面の明るさを自動調整する機能などを備える。

 カメラは507万画素のCMOSを引き続き採用。オートフォーカス(AF)や手ブレ補正機能に加え、新たに顔認識AF+AE(オート露出)を搭載した。ファインダー内の人物の顔を最大5人まで自動検出・自動追尾し、最適な露出で撮影できる。

 基本スペックはドコモ向けの「P906i」とほぼ同一。921Pならではの機能として、ワンセグとフルブラウザをワンタッチで切り替えられる「メディアジャンプボタン」を備える。

 主な対応機能は、3Gハイスピード(HSDPA)、世界対応ケータイ(国際ローミング3G/GSM)、おサイフケータイ、ICデータ通信、Bluetooth、ケータイ書籍、きせかえアレンジ、デコレメール、S!GPSナビ、着うたフル+WMA+SD-Audio対応音楽プレーヤーなど。

「921P」の主な仕様
機種名 921P
サイズ(幅×高さ×厚さ) 約50×109×17.5ミリ(折りたたみ時、突起部除く)
重さ 約125グラム
連続通話時間 3G:約220分、GSM:約200分(静止状態、折りたたみ時)
連続待受時間 3G:約650時間、GSM:約410時間(静止状態、折りたたみ時)
ワンセグ連続試聴時間 約3時間20分
アウトカメラ 有効約507万画素AF、手ブレ補正+顔認識AF/AE付き
インカメラ 有効約33万画素
外部メモリ(確認済み最大サイズ) microSD(2Gバイト)、microSDHC(8Gバイト)
メインディスプレイ 約3.1インチフルワイドVGA(480×854ピクセル)TFT液晶、最大26万色
サブディスプレイ 約0.9インチ(128×36ピクセル)有機EL、1色
主な対応サービス・機能 ワンセグ、おサイフケータイ(Faver 2.0)、3Gハイスピード、世界対応ケータイ(3G/GSM)、着うたフル+WMA+SD-Audio、PCサイトブラウザ、Bluetooth、ケータイ書籍、デコレメール、新絵文字、S!GPSナビ、S!おなじみ操作 ほか
ボディカラー ゴールド、シルバー、ブラック、パープル、ミントグリーン、ピンク

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