“ユーザーが快適に使える”スマートフォンを実現するためのSnapdragonは、急速に普及が進み、さまざまなバリエーションが登場しているスマートフォン市場に対応するため、1種類ではなく、複数のラインアップを擁するのも競合他社に対する優位点だとレイデンリー氏は指摘する。現在Snapdragonの名を冠するプロセッサーは、Snapdragon S1、Snapdragon S2、Snapdragon S3、Snapdragon S4 Pro、Snapdragon S4 Plus、Snapdragon S4 Playという多様な選択肢を用意しており、端末メーカーは製品の価格帯に合わせたプロセッサーが選べる。
すでにLTE対応のモデムは第3世代の「MDM9225」「MDM9625」が発表済み。LTE category 4(下り最大150Mbps)に対応するほか、複数の周波数帯をまとめて利用できる「Carrier Aggregation」などもサポートする製品で、すでにサンプル出荷は始まっている。おそらくこのモデムを組み込み、さらに次世代のCPUマイクロアーキテクチャと次世代のAdreno GPUを搭載する新しいSnapdragonも、まもなく発表される見通しだ。
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