スマホの通信機能で東京タワーをハック――きゃりーも歌った「FULL CONTROL TOKYO」これはすごい

» 2013年01月30日 16時23分 公開
[山田祐介,ITmedia]
photo ライブパフォーマンスで場内を沸かせたきゃりーぱみゅぱみゅさん

 KDDIは1月29日、ユーザー参加型イベント「FULL CONTROL TOKYO」を東京港区の増上寺で開催した。同社が放映中のCMの世界を再現すべく催されたイベントで、会場内にはスマートフォンで遠隔操作できるタクシーや噴水や街灯が出現。メインイベントとして用意されたきゃりーぱみゅぱみゅさんのライブでは、東京タワーの照明をスマートフォンでコントロールしてしまう驚きの場面も用意されていた。ライブ終了後は参加者が実際に東京タワーをアプリでコントロールできる体験コーナーがオープンし、長蛇の列となった。


フルコントロールというより“マジ”コントロール

 KDDIは「驚きを、常識に。」というメッセージを掲げ、スマートフォンで街をコントロールするCM「FULL CONTROL」を展開中。CMでは、スマートフォンの操作に合わせて街の照明などがさまざまに変化するのだが、これを現実のものにしてしまおうというのが今回のイベントだ。

動画が取得できませんでした
こちらがそのCM。ダフト・パンクのサウンドとともに街をスマホでコントロールする

 会場内の施設に加え東京タワーまでもコントロールした今回のイベント、これらの演出はスマートフォンの通信機能を使った正真正銘のリモートコントロールだったという。東京タワーをはじめとする各施設とユーザーの端末とを、インターネットと専用アプリ「ODOROKI」を介して接続し、今回の演出を実現した。

photophotophoto 体験コーナーでは、会場内にあるタクシーや噴水や街灯を、CMのようにコントロールできた
極めつけが東京タワーの照明コントロール。参加者の誰かが、コントロールしているところ。何も知らずに東京タワーを見ていた人は、驚いたに違いない

 ODOROKIで施設をコントロールする方法はいたって簡単だ。会場の体験コーナーにあるQRコードをアプリで読み取ると、自動的に施設に接続され、端末の操作画面でタクシーのサスペンションを操作したり、噴水の照明をカラフルに変えたり、街灯をチカチカ点滅させたりできる。そして、とっておきは東京タワーの照明コントロール機能で、ライブ終了後には多くの人がこの機能を体験。1月29日夜の東京タワーはいつになく色がコロコロと変わる、不思議な雰囲気を放っていた。

 さらに、きゃりーぱみゅぱみゅさんのライブ中にも、端末の通信機能が活用されていた。ライブでは増上寺がプロジェクションマッピングで彩られて大いに盛り上がったのだが、ライブ中盤にはこのプロジェクションマッピングと東京タワー、そして参加者らのスマートフォンがリンクする一幕が用意されていた。

 きゃりーぱみゅぱみゅさんに促され、参加者がアプリを起動した端末を一斉に振りだすと、「ピピピピピ」という音とともに増上寺に映しだされたメーターが上昇。上がりきると東京タワーが消灯し、もう一度端末を振ってメーターが再度振りきれると、タワーが点灯したのだ。実はこの時、参加者らの端末の加速度センサーの動きとライティングの演出が連動していたのだという。メーターが上がりきらず「もう一回!」となるシーンもあったが、これは台本ではなく本当に“みんなの端末の振るパワーが足りなかった”らしい。

photophotophoto 端末を振って振って振って……参加者の熱が伝わり、照明が無事、点灯!

 ちなみにアプリには、端末を振るとカメラのフラッシュが点滅する機能もあり、会場全体が星を散りばめたようなロマンチックな雰囲気に。まさに、通信キャリアが主催するにふさわしい、スマホを最大限活用したユニークなイベントとなっていた。

photo 幻想的なライティングの中、きゃりーぱみゅぱみゅさんが登場
photo
photo プロジェクションマッピングと相まってサイケな感じに
photo
photo 「みんなで一緒に振りましょう」のシーン
photo
photo 東京タワーの照明をスマートフォンで切り替えるきゃりーぱみゅぱみゅさん
photo ライブ終盤は東京タワーが照明演出の一部に。すごいライブでした
photo ライブ終了後、体験コーナーには参加者が殺到。東京タワーをコントロールするなんて機会は、そうそうない

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年03月13日 更新
  1. 庵野秀明、GACKT、ひろゆき、ドワンゴ川上らが集結 “カメラのいらないテレビ電話”をうたう新サービス「POPOPO」18日に発表へ (2026年03月11日)
  2. 「iPhone 17e」と「iPhone 17」は何が違う? 3万円の価格差をスペックから検証する (2026年03月10日)
  3. どこでもウユニ塩湖? 3COINSで550円の「スマホ用反射ミラークリップ」を試す (2026年03月12日)
  4. 「Galaxy S26」シリーズはどこが安い? 一括価格と2年間の実質負担額を比較、お得なキャリアはココだ (2026年03月11日)
  5. 「iPad Air(M4)」実機レビュー 「もうProじゃなくてもいい」と思えた性能、だからこそ欲しかったFace ID (2026年03月09日)
  6. ドコモ「ガラケー取扱説明書の掲載を終了します」 3G終了に伴い、事前保存を呼びかけ (2026年03月11日)
  7. Xiaomiからも“デカバ”モデルが登場! 1万mAhバッテリー時代が到来 (2026年03月12日)
  8. 100W出力で急速充電対応「UGREEN USB Type-Cケーブル」が43%オフの743円に (2026年03月12日)
  9. キーボード付きスマホ「Titan 2 Elite」がUnihertzから登場 実機に触れて分かった“絶妙なサイズ感” (2026年03月09日)
  10. サムスンに聞く「Galaxy S26」シリーズ開発秘話 AI機能はさらに賢く、商用化まで5年を要した「プライバシーディスプレイ」 (2026年03月12日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー

2026年