システム手帳にiPad miniをとじてみた 「Re:Feel A5 Refill for iPad mini」

» 2013年08月02日 16時49分 公開
[平賀洋一,ITmedia]
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 スマートフォンやタブレットをノートやメモ帳の代わりに使うケースが増えてきているが、“紙”の文房具をまったく使わなくなった――という人はまだ一部かもしれない。多くの人はまだまだ、デジタルとアナログの2つの手段を組み合わせて使っているはずだ。

photophoto 「Re:Feel A5 Refill for iPad mini」

 今回レビューしたBluevisionの「Re:Feel A5 Refill for iPad mini」は、A5サイズのシステム手帳(6つ穴)に「iPad mini」をとじるための製品。名前は“リフィル”と読み、システム手帳にとじる用紙そのものを表わしている。またiPad miniとの組み合わせをきっかけに、手帳を使う感触(feel)をもう一度味わって欲しい――という意味も込められているそうだ。発売元はプレアデスシステムデザインで、同社直販サイトでは5250円にて販売されている。

photophoto かなりしっかりした縫製(写真=左)。iPad miniはこのフラップで固定する(写真=右)
photophoto ケースに装着してもiPad miniの操作部にはすべてアクセスできる
photo もちろんカメラも使用可能

 Re:Feelは革を縫い合わせて作られており、金属パーツは一切使われていない。iPad miniを優しく包むのはもちろん、手帳側にも優しい作り。ちなみに表面は柔軟でしなやかな手触りのナッパレザー(牛革)で、内側は起毛したベルベット生地(ポリエステル製)が使われている。また、iPad miniを装着してもホームボタンはもちろんカメラやLightningコネクターが使え、ボリュームキー/ロックキーでの操作も可能だ。質感も高く、カラーも黒一色に統一されているので、どんなデザインのシステム手帳にもマッチするだろう。

photo ということでシステム手帳にとじてみた。iPad miniと(紙の)手帳を同時に使う場合は、手帳が左側になってしまう

 システム手帳の利点は、地図や路線図、さまざまなカレンダー、クリアポケットなどさまざまなリフィルを好みに応じて組み合わせられることにある。これらがiPad miniにまとめられることで今までになく便利になるだろう。厚さは13ミリで手帳にとじてもさほどかさばらない。ほかのケースやカバーとはちょっと違ったスマートさで、iPad miniを持ち歩くことができる。

photophoto iPad miniを右側にとじてみたが、今度は手帳と同時に使えない

 ただちょっと注意したいのが、システム手帳にとじる方向について。例えばノートとiPad miniを同時に使いたい場合、手帳の左側にノート、右側にiPad miniというレイアウトになる。手帳を右開き(右とじ)の状態で使うことになり、違和感を覚える人もいるだろう。

 またページをめくるとiPad miniが隠れてしまうし、凹凸があるために文字を記入するのは難しい。また手帳を左開き(左とじ)で使いたい場合は、Re:Feelを手帳の左側にとじることになるが、そうするとiPad miniのディスプレイが隠れてしまう。これでは手帳とiPad miniを同時に使えない。

photo スペースが許せば、縦向きに使うのもアリだ

 製品のコンセプトとしては、システム手帳とiPad miniを一体化させるためのもので、同時に使うにはユーザー側の工夫が必要になるだろう。

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