“大人”の上質と、スマホ初心者向けの使いやすさ――「URBANO L02」

» 2014年01月22日 10時02分 公開
[村上万純,ITmedia]

 京セラ製の「URBANO L02」(レビューまとめはこちら)は、auの大人向けブランド“URBANO”の第3弾となるAndroidスマートフォンだ。金属をあしらった上質感のあるスクエアなデザインを継承しつつ、背面は手になじむラウンドフォルムを採用している。端末下部の物理キーはダイヤカットのV溝をあしらって押しやすさを改善した。カラーバリエーションは、高級感のあるグリーンのほかにシルバーとピンクをそろえた。

photo 「URBANO L02」

 約4.7インチのHD(720×1280ピクセル)液晶ディスプレイには、パネル全体が振動して通話音声を耳に伝える「スマートソニックレシーバー」を導入している。レシーバーの位置を気にする必要がなく、騒がしい場所でも通話がしやすい。

 OSにはAndroid 4.2を、プロセッサーには1.5GHzデュアルコアのMSM8960を採用しており、有効約1300万画素CMOSのメインカメラを背面に備える。バッテリー容量も前モデル「URBANO L01」と同じ2700mAhで、付属のACアダプターと卓上ホルダを組み合わせて急速充電が利用可能だ。また、前モデル用のQi充電対応バッテリー(別売オプション)と互換性があり、バッテリーの交換で非接触充電も行える。

 防水(IPX5/IPX8)・防塵(IP5X)、おサイフケータイ、赤外線、ワンセグ、テザリングなど各種機能も充実させた。また、初めてスマートフォンを利用するユーザーでも使いやすいように設計されたホーム画面「エントリーホーム」は、時計を太く見やすいデザインで表示したり、カラフルなアイコンや太い境界線を使ったりするなどして視認性を向上させた。さらに、スマートフォンになじみのなかった年配者でも安心して使えるよう「かんたんメニュー」もプリインストールしている。また、タッチ操作のみでロック解除ができるなど、使い勝手を重視したモデルに仕上げた。

photo カラーバリエーションは、シルバー、グリーン、ピンクの3色
photophoto 金属をあしらった上質なデザインが特徴だ
photo 別売のバッテリーを使うとQi充電もできる
photophoto 端末上部と底部
photo 左側面
photo 右側面
「URBANO L02」の主な仕様
機種名 URBANO L02
OS Android 4.2
プロセッサー MSM8960(1.5GHzデュアルコア)
サイズ(幅×高さ×厚さ) 約65×134×11ミリ(最厚部 11.3ミリ)
重さ 約142グラム
連続通話時間 約1210分
連続待受時間 LTE:約510時間、3G:約620時間
バッテリー容量 2700mAh
メインカメラ 有効約1300万画素CMOS
インカメラ 有効約97万画素CMOS
メモリ ROM:16Gバイト、RAM:2Gバイト
外部メモリ microSDXC(最大64Gバイト)
ディスプレイ 約4.7インチHD(720×1280ピクセル)TFT液晶 最大1677万色表示
ボディカラー シルバー、グリーン、ピンク
主なサービス・機能 4G LTE(下り最大100Mbps)、GLOBAL PASSPORT(CDMA/GSM/GPRS/UMTS)、防水(IPX5/IPX8)、防塵(IP5X)、無線LAN(IEEE802.11a/b/g/n)、Wi-Fiテザリング(10台)、GPS、Bluetooth(4.0)、FeliCa、NFC、赤外線、ワンセグ(録画可)、卓上ホルダ(急速充電対応) ほか
発売日 2月上旬以降

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